特許
J-GLOBAL ID:200903094793503075

既存トラス構造物の座屈強度補強方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大沼 浩司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平2-416063
公開番号(公開出願番号):特開平6-330643
出願日: 1990年12月29日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 弱点トラス部材の元撓みを増加させることがないとともに断面欠損が生じることもなく、添え材がトラス弱点部材と完全に一体化し変断面圧縮材となったと想定し得るに足る安全座屈強度の増加し載荷能力の向上が図れ、しかも高所作業に適する既存トラス構造物の座屈強度補強方法【構成】 亜鉛メッキされた山形鋼又は鋼管で構成される既存トラス構造物において、該既存トラス構造物に新規重量物を載架させるときに改めて構造計算を行い、該構造計算の結果から圧縮応力が安全座屈強度を越えてしまうことになる一又は二以上の弱点トラス部材1を割り出し、該弱点トラス部材1についてそれぞれ該弱点トラス部材1と材質が同一の亜鉛メッキされた所要形状の鋼材よりなる添え材2を該弱点トラス部材1の中央部振り分けとなるように面密着させ、かつ、エポキシ系接着剤で接着しクランプ3してトラス載荷能力を向上させる。
請求項(抜粋):
山形鋼で構成される既存トラス構造物において、該既存トラス構造物に載架させる新規重量物の荷重を加味した構造計算を改めて行い、該構造計算の結果から圧縮応力が安全座屈強度を越えてしまうことになる一又は二以上の弱点トラス部材を割り出し、それぞれについて防錆塗料を完全に取り去り、該弱点トラス部材と材質が同一の所要長さの山形鋼の直角部の稜を面取り加工してなる添え材を、該弱点トラス部材の谷側の面にスパン中央部に振り分けとなって重なるようにかつエポキシ系接着剤で接着し適宜のクランプ手段でクランプすることを特徴とする既存トラス構造物の座屈強度補強方法。
IPC (2件):
E04G 23/04 ,  E04C 3/08

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