特許
J-GLOBAL ID:200903094802332203

アンチロックブレーキ制御装置の油圧ポンプ駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-144129
公開番号(公開出願番号):特開平9-323643
出願日: 1996年06月06日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】部品点数と組立て工数の削減を図ってコストの低減を図ることができるアンチロックブレーキ制御装置の油圧ポンプ駆動装置を提供する。【解決手段】油圧ポンプを収納したハウジング1に設けるモータ位置決め部2の内側の孔を、ハウジングのモータ取付け面1Aに開口したモータ位置決め孔部2aと、ハウジング1内に開口した軸貫通孔部2bと、軸受嵌合孔部2cとにより構成する。モータ3の回転軸の先端部を軸受するフロント側球軸受12を軸受嵌合孔部2cに嵌合して保持させ、ブラシ保持プレート9に設けた位置決め用凸部9aをモータ位置決め孔部2aに嵌合してモータを位置決めする。モータの回転軸6の後端部はリア側球軸受11の内輪に圧入固定し、リア側球軸受11の外輪はモータのケーシングの端部に設けた軸受保持部4dに圧入固定する。
請求項(抜粋):
周壁部と該周壁部の軸線方向の一端側を閉じる端部壁と該周壁部の軸線方向の他端に設けられた外フランジとを有して、該外フランジが、自動車用アンチロックブレーキ制御装置に用いる油圧ポンプを収納したハウジングの一部に設けられたモータ取付け面に固定されたケーシングと、前記ケーシングの内周に固定された磁石界磁と、前記ケーシングの軸線方向の他端側に配置されて該ケーシングの周壁部の内周に外周部が嵌合固定されたブラシ保持プレートと、前記ブラシ保持プレートの中心部に設けられた孔を緩く貫通して前記ケーシング内に挿入された回転軸と、前記ケーシングの端部壁の中央部に該回転子ヨーク内に開口した状態で設けられたカップ状の軸受保持部内に保持されて前記回転軸のケーシング内に位置する後端部を回転自在に支持したリア側球軸受と、前記磁石界磁の内側に配置されて前記回転軸に取り付けられた回転子鉄心に電機子コイルを巻回してなる回転子と、前記回転軸の先端側を支持するフロント側球軸受と、前記回転軸に取り付けられて前記電機子コイルに接続された整流子と、前記ブラシ保持プレートに保持されて前記整流子に接触させられたブラシとを有するモータを備え、前記モータの回転軸の先端部が前記ハウジングに設けられたモータ位置決め部に設けられた孔を通して該ハウジング内に導入されて前記油圧ポンプに連結されているアンチロックブレーキ装置の油圧ポンプ駆動装置において、前記ハウジングのモータ位置決め部の孔は、前記フロント側球軸受の外径よりも大きい内径を有して前記モータ取付け面に開口したモータ位置決め孔部と、前記フロント側球軸受の外径よりも小さく前記回転軸の先端部の外径よりも大きい内径を有して前記ハウジング内に開口した軸貫通孔部と、前記モータ位置決め孔部と軸貫通孔部との間にあって前記フロント側球軸受を抜き差し可能な状態で嵌合させ得る大きさに形成された軸受嵌合孔部とを有するように形成され、前記ブラシ保持プレートの中心部の孔の内周部に前記ハウジング側に突出した位置決め用凸部が設けられて、該位置決め用凸部が前記モータ位置決め孔部の内周に嵌合されるとともに、該ブラシ保持プレートが前記ハウジングのモータ取付け面に当接された状態で前記ケーシングの外フランジが前記ハウジングに対して固定され、前記フロント側球軸受はその外輪が前記軸受嵌合孔部内に嵌合されて保持され、前記リア側球軸受はその外輪が前記ケーシングの端部壁の軸受保持部内に圧入固定され、前記回転軸の後端部は前記リア側球軸受の内輪に圧入固定されていることを特徴とするアンチロックブレーキ制御装置の油圧ポンプ駆動装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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