特許
J-GLOBAL ID:200903094813799111

流体圧感知式緊急遮断弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木戸 一彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-277732
公開番号(公開出願番号):特開平11-108219
出願日: 1997年10月09日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】 電源が不要で、管路内の流体圧力の変動幅が大きい場合でも誤作動を防止でき、管路内の流体圧力の低下によって確実に管路の緊急遮断を行うことができる流体圧感知式緊急遮断弁を提供する。【解決手段】 弁軸2を閉弁方向に付勢するゼンマイ21の回動力を、流体圧シリンダー25に連動するワンウェイクラッチ22で抑止して開弁状態とする。一次側の流体圧力が所定圧力より低下し、導入側パイロット弁26が閉じ、排出側パイロット弁28が開くと、リターンスプリング30の作用でピストン24が押し込まれ、ワンウェイクラッチ22が解放されて弁軸2が回動可能となり、ゼンマイ21の回動力によって弁本体1の弁が閉じる。ゼンマイ21の巻き上げは、開弁手段10で弁を開く操作により行う。
請求項(抜粋):
主弁体の弁軸を閉弁方向に付勢するゼンマイと、前記弁軸を開弁方向に回動させて主弁体を開弁させる開弁手段と、前記ゼンマイによる弁軸の閉弁方向の回動を抑止し、開弁手段による弁軸の開弁方向の回動を許容するワンウェイクラッチと、作動室内に所定圧力の流体が導入されたときにピストンを押し出して前記ワンウェイクラッチを作動状態に保持する流体圧シリンダーと、一次側の流体圧力が所定圧力以上のときに開弁して一次側流体の一部を前記流体圧シリンダーの作動室に導入する導入側パイロット弁及び一次側流体導入経路と、一次側の流体圧力が所定圧力未満のときに開弁して前記作動室内の流体を排出する排出側パイロット弁及び流体排出経路と、前記排出側パイロット弁が開いたときに前記ピストンをシリンダー内に押し込んで前記ワンウェイクラッチを非作動状態に移動させる付勢手段とを備えたことを特徴とする流体圧感知式緊急遮断弁。

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