特許
J-GLOBAL ID:200903094815892534

超音波画像処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-152272
公開番号(公開出願番号):特開平7-008487
出願日: 1993年06月23日
公開日(公表日): 1995年01月13日
要約:
【要約】【目的】 超音波三次元画像の形成に当たって組織の表面抽出を正確かつ迅速に行う。【構成】 操作者より開始点Sが設定され、超音波ビームラインL1上で順次所定の境界値が演算される。この境界値は、例えば、17×17×17の参照領域に対して中心座標を通過する13の参照方向を設定し、各方向において分散値を求め、これによって得られる13個の分散値から更に分散値を求めることによって得られるものである。この境界値が大きいほど境界である度合いが高い。ラインL1で境界点が特定された後、その隣のラインL2においても同様の処理が実行され、順次境界104が抽出される。
請求項(抜粋):
生体内三次元領域で超音波を送受波することによって取り込まれたエコーデータを格納する三次元データメモリと、前記エコーデータに基づいて組織の境界抽出を行う境界抽出手段と、前記抽出された境界を利用して前記超音波画像を形成する画像形成手段と、を含む超音波画像処理装置であって、前記境界抽出手段は、注目座標で交差しつつ三次元的に広がる複数の参照方向ごとに、エコーデータの方向別分散値を求める第1の分散値演算手段と、前記複数の方向別分散値から更に分散値を演算するによって、前記注目画素の境界値を求める第2の分散値演算手段と、前記境界値の大きさから、前記注目座標が境界点か否かを判定する境界判定手段と、を含むことを特徴とする超音波画像処理装置。

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