特許
J-GLOBAL ID:200903094818688377

圧粉磁心およびこれの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 稲岡 耕作 ,  川崎 実夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-276541
公開番号(公開出願番号):特開2008-098289
出願日: 2006年10月10日
公開日(公表日): 2008年04月24日
要約:
【課題】圧粉磁心のヒステリシス損失と渦電流損失を低減し高い磁束密度を得る。【解決手段】本圧粉磁心としてのステータコア20は、複合粉末22を圧縮成形した後、熱処理としての焼結処理してなる。複合粉末22は、軟質の鉄を主成分とする粉末25と、この粉末25の粒子25aの表面25bを被覆した金属層26と、この金属層26の表面26bを被覆した絶縁層27とを含む。絶縁層27は、ガラスおよび金属酸化物の少なくとも一方を含む。金属層26は、硬質ではあるが高透磁率の鉄合金を含む。これにより、圧粉磁心全体としてのヒステリシス損失をより一層低減できる。高透磁率の鉄合金が硬質であっても、相対的に軟質の鉄により、複合粉末22が全体として変形し易くなるので、圧縮成形の圧縮密度を高くでき、圧粉磁心全体として高い磁束密度を達成できる。圧粉磁心の内部は絶縁層27により細かく絶縁されているので、渦電流損失を抑制できる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
複合粉末を圧縮成形した後、熱処理してなる圧粉磁心であって、 上記複合粉末は、鉄を主成分とする粉末と、この鉄を主成分とする粉末の表面を被覆した金属層と、この金属層の表面を被覆した絶縁層とを含み、この絶縁層は、ガラスおよび金属酸化物の少なくとも一方を含むことを特徴とする圧粉磁心。
IPC (3件):
H01F 3/08 ,  H01F 27/255 ,  H01F 41/02
FI (3件):
H01F3/08 ,  H01F27/24 D ,  H01F41/02 D
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (2件)
  • 特開平2-222105
  • 特開平2-222105

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