特許
J-GLOBAL ID:200903094819589798

車両走行位置推定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-162107
公開番号(公開出願番号):特開平8-029188
出願日: 1994年07月14日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】 走行している道路の種類を推定するために車速等の推定材料を有効に活用して、より適切な推定に近づける車両走行位置推定装置。【構成】 車速V≧60km/hであり、かつ高速道路が候補道路中にあれば、走行距離D≧500mとなった後に、所定確度として「係数×1」の確度がその高速道路に設定される。そしてD<500mである内は、図に示す継続値を0〜1の間で設定して、確度=係数×継続値とすることにより、Dが長くなるにしたがって、確度を次第に所定確度「係数×1」に近づける。このようにV≧60km/hである状態が、走行距離Dが500mに達するまでの間、その走行状態の距離的長さに応じて推定処理の評価に加味される。したがって高速走行であるという車両走行位置推定に有効なデータを、そのデータの状態に応じて活かすことができ、誤推定を少なくすることが可能となる。
請求項(抜粋):
車両の走行軌跡検出手段と、上記車両の走行状態検出手段と、地図情報記憶手段と、上記走行軌跡検出手段にて検出された走行軌跡と、上記地図情報記憶手段に記憶されている上記車両近傍の道路から候補として抽出された候補道路の道路パターンとを比較して、該候補道路毎に近似度を求める近似度検出手段と、上記候補道路の内に、上記走行状態検出手段にて検出された走行状態に対して特定の関係となっている道路が存在するときに、該特定の関係となった時点から、該特定の関係が所定時間または所定走行距離継続するまでの期間には、時間または走行距離が長くなるにしたがって、次第に所定確度に近づく確度を、該当する道路に設定し、該特定の関係が上記所定時間または上記所定走行距離以上継続する場合には、上記所定確度を、該当する道路に設定する確度設定手段と、上記近似度検出手段により検出された近似度と上記確度設定手段にて設定された確度とを総合して評価し、その評価が最も高い道路を走行路と推定する推定手段と、を備えたことを特徴とする車両走行位置推定装置。
IPC (3件):
G01C 21/00 ,  G08G 1/0969 ,  G09B 29/10
引用特許:
出願人引用 (2件)

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