特許
J-GLOBAL ID:200903094826527870

多局分散型ファイル・バージョン管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-205432
公開番号(公開出願番号):特開平6-052031
出願日: 1992年07月31日
公開日(公表日): 1994年02月25日
要約:
【要約】【目的】 多局間の共同作業によってソフトウェアを開発する場合にファイル変更情報の交換によって生ずる通信トラヒックを減少させると共に、全局のバージョン管理の統一化を図り、ソフトウェアの生産性を向上させる。【構成】 支局101,103においてファイルの変更、削除等の編集作業を行い、一定期間経過後に最新のファイル105,107とその履歴とをセンタ局109に送信する。センタ局109ではファイル105,107を照合して、ファイル相互間に矛盾が無いか否かを確認し、矛盾があれば該当する支局に矛盾発生のメッセイジを送信する。このメッセイジを受けた支局は矛盾を生じたファイルの再編集を行いセンタ局109に再送する。センタ局109は支局から送信されたファイルに矛盾が無いと判断したときに、各支局から送られてきたファイルの履歴に基づいて、ファイル群111にバージョンナンバ113を付し、各支局101,103に送信する。
請求項(抜粋):
多局間で同一ファイル群を対象にソフトウェアの開発をする場合の前記同一ファイル群のバージョン管理方法において、各支局において前記同一ファイル群から所望のファイルを読み出して、該ファイルの内容の変更、削除等のファイル編集を行い、該ファイル編集によって変更、削除等されたファイルの履歴を記録しておく工程と、前記ファイル編集によって一定の期間内に編集された最新の編集ファイル及び該編集ファイルの該一定の期間内の履歴を記録した履歴ファイルをセンタ局に送信する工程と、各支局からセンタ局に送信された編集ファイルを照合して、各編集ファイル相互間の矛盾の有無を判断し、矛盾がある場合にはその旨のメッセイジを該当する支局に送信する工程と、前記メッセイジを受けた支局において、前記矛盾を生じた編集ファイルの矛盾を解消し、矛盾を生じない編集ファイルをセンタ局に再送する工程と、センタ局において、各編集ファイル相互間に矛盾が無いと判断したとき、そのときの編集ファイルに前記履歴ファイルに基づいて、編集ファイル全体に統一のとれたバージョンナンバを付す工程と、該バージョンナンバを付す工程によってバージョンナンバが付された全ファイルを各支局に送信する工程とを有することを特徴とする多局分散型ファイル・バージョン管理方法。

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