特許
J-GLOBAL ID:200903094828840010

歪み補償回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-190395
公開番号(公開出願番号):特開平6-037552
出願日: 1992年07月17日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、電力増幅器で発生する非直線歪みを補償する歪み補償回路に関し、出力信号レベルの変動に対する補償精度を高めることを目的とする。【構成】 入力信号の電力レベルと位相とをシフトさせた分岐入力信号を生成する入力信号処理手段11と、その分岐入力信号と入力信号に対する電力増幅器の出力信号とを合成して出力信号の歪み成分を抽出する歪み抽出手段13と、その歪み成分を出力信号とを逆相で合成して抑圧する歪み補償手段15とを備えた歪み補償回路において、分岐入力信号と出力信号との積からこれらの信号の位相差を検出し、その位相差に応じて入力信号処理手段11の位相のシフト量を可変する位相制御手段17と、分岐入力信号と出力信号との電力レベルの差を検出し、その差に応じて入力信号処理手段11の電力レベルのシフト量を可変する電力制御手段19とを備えて構成される。
請求項(抜粋):
電力増幅器に入力信号を与える信号路から分岐した入力信号の電力レベルと位相とをシフトさせる入力信号処理手段(11)と、前記電力増幅器の出力信号と、前記入力信号処理手段(11)を介して電力レベルと位相とがシフトした入力信号とを合成して前記出力信号に含まれる歪み成分を抽出する歪み抽出手段(13)と、前記出力信号について、その出力信号と前記歪み抽出手段(13)によって抽出された歪み成分とを逆相で合成してその歪み成分を抑圧する歪み補償手段(15)とを備えた歪み補償回路において、前記入力信号処理手段(11)を介して電力レベルと位相とがシフトした入力信号と前記出力信号との積からこれらの信号の位相差を検出し、その位相差に応じて前記入力信号処理手段(11)がシフトさせる位相のシフト量を可変する位相制御手段(17)と、前記入力信号処理手段(11)を介して電力レベルと位相とがシフトした入力信号と前記出力信号との電力レベルの差を検出し、その差に応じて前記入力信号処理手段(11)がシフトさせる電力レベルのシフト量を可変する電力制御手段(19)とを備えたことを特徴とする歪み補償回路。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表平5-509446
  • 特開昭62-078902

前のページに戻る