特許
J-GLOBAL ID:200903094832228583

誘導加熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岩橋 文雄 ,  坂口 智康 ,  内藤 浩樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-304085
公開番号(公開出願番号):特開2006-120336
出願日: 2004年10月19日
公開日(公表日): 2006年05月11日
要約:
【課題】被加熱物に働く浮力を低減しつつ、損失の少ない誘導加熱装置を提供する。【解決手段】高電気伝導率を有する低透磁率材料からなる被加熱物(図示せず)を誘導加熱する加熱コイル3と、被加熱物との間に電気導体7を備え、電気導体7は、加熱コイル3によって誘起される誘導電流の作用により、加熱コイル3の発生する磁界と被加熱物に誘導される誘導電流から発生する磁界の反発力に起因して被加熱物に働く浮力を低減する機能を有すると共に、電気導体7内で加熱コイル3の電流の流れる方向と略平行に周回して流れる誘導電流の分布を制限するスリット9を備え、スリット9を、電気導体7の加熱コイル3に対向する最内部から最外部に渡って形成したもので、電気導体7の加熱コイル3の直上で誘導電流が多く誘起される部分での誘導電流が制限されるので、電気導体7内での発熱の大幅な低減ができ、被加熱物の加熱効率を向上させることができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
アルミニウム若しくは銅またはこれらと略同等以上の電気伝導率を有する低透磁率材料からなる被加熱物が戴置されるトッププレートと、前記トッププレートの下方に設けられ前記被加熱物を誘導加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルと前記被加熱物との間に設けられた電気導体とを備え、前記電気導体は、前記加熱コイルによって前記電気導体内部に誘起される誘導電流の作用により、前記加熱コイルの発生する磁界と前記被加熱物に誘導される誘導電流から発生する磁界の反発力に起因して前記被加熱物に対して働く浮力を低減する浮力低減機能を有すると共に、前記電気導体内で前記加熱コイルの電流の流れる方向と略平行に周回して流れる誘導電流の分布を制限する周回電流制限手段を備え、前記周回電流制限手段を、前記電気導体の前記加熱コイルに対向する最内部から最外部に渡って形成した誘導加熱装置。
IPC (1件):
H05B 6/12
FI (1件):
H05B6/12 304
Fターム (8件):
3K051AA08 ,  3K051AB04 ,  3K051AC07 ,  3K051AC40 ,  3K051AD03 ,  3K051AD09 ,  3K051CD42 ,  3K051CD43
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 誘導加熱装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-271926   出願人:松下電器産業株式会社
  • 誘導加熱装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-066553   出願人:松下電器産業株式会社

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