特許
J-GLOBAL ID:200903094838423183

ロックアップクラッチを有する流体力学的なトルクコンバータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-056795
公開番号(公開出願番号):特開平6-294458
出願日: 1994年03月03日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【目的】 従来の技術の欠点を有していない、ピストンの相対回転不能な結合部を提供する。【構成】 本発明は、ロックアップクラッチ6を備えている流体力学的なトルクコンバータに関し、ロックアップクラッチ6がピストン7を有しており、該ピストン7は、それ自体とコンバータケーシング2との間に摩擦薄板8を有しており、ピストン7を相対回転不能に結合するために、連行円板13が設けられており、該連行円板13が、接線板ばね14を介してピストン7と結合されており、かつ歯16を介してコンバータケーシング2のハブ12に相対回転不能に配置されており、この相対回転不能の結合部が、特にかしめ動作によって行われるようになっている。
請求項(抜粋):
ポンプ・インペラーを有し内燃機関によって駆動されるコンバータケーシングと、被駆動軸に支承されたタービン・ライナーと、ステーターと、摩擦クラッチを介してコンバータケーシングにタービン・ライナーを連結することによってコンバータ回転を伝達するためのロックアップクラッチと、その外周面の領域ではコンバータケーシングに向かう側に摩擦面を有していて、かつその半径方向内側の領域ではコンバータケーシングに固定されたハブに相対回転不能に、緊密に、しかし軸方向で変位可能に案内されているピストンと、ピストンの摩擦面とコンバータケーシングにおける相応する対抗摩擦面との間の少なくとも1つの摩擦薄板とから成る流体力学的なトルクコンバータにおいて、ピストン(7)の、コンバータケーシング(2)とは反対側におけるハブ(12)に、連行円板(13)が軸方向及び周方向で固定的に、かつ遊びなしに配置されており、該連行円板がピストン(7)を接線板ばね(14)を介して相対回転不能に、しかし軸方向に変位可能に案内するようになっていることを特徴とするロックアップクラッチを有する流体力学的なトルクコンバータ。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭57-094164
  • 特開昭55-132458
  • 特開昭55-054758

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