特許
J-GLOBAL ID:200903094838437486

動圧型軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-357951
公開番号(公開出願番号):特開平11-190340
出願日: 1997年12月25日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】【課題】動圧型軸受装置の凸球状スラスト支持面と平板状樹脂製ワッシャとのピボット支持構造は適度に摩擦力低減効果があり、低コストであるため、広くスラスト支持構造として使用されてきたが、近時、回転軸の駆動条件が厳しくなり、摩擦力低減、耐摩耗性の点で不充分になり、必要な寿命を満足出来ない。【解決手段】凸球状のスラスト支持面15aを有する回転軸15と、焼結金属からなる多孔質体に回転軸15の外周面とラジアル軸受隙間を介して対向し、傾斜状動圧溝を有するラジアル軸受面を形成し、潤滑油又は潤滑グリースを含浸させたラジアル軸受4と、回転軸15のスラスト支持面15aとスラスト軸受隙間を介して対向し、傾斜状動圧溝16aを有する凹球状のスラスト軸受面16bを有するスラスト軸受16とで構成され、ラジアル及びスラスト各軸受隙間の各動圧油膜によって回転軸15の外周面とスラスト支持面15aをラジアル及びスラスト方向に非接触支持する。
請求項(抜粋):
凸球状のスラスト支持面を有する回転軸と、焼結金属からなる多孔質体に、回転軸の外周面とラジアル軸受隙間を介して対向し、且つ、傾斜状の動圧溝を有するラジアル軸受面を形成すると共に、潤滑油又は潤滑グリースを含浸させたラジアル軸受と、上記回転軸のスラスト支持面とスラスト軸受隙間を介して対向し、且つ、傾斜状の動圧溝を有する凹球状のスラスト軸受面を有するスラスト軸受とで構成され、上記ラジアル軸受隙間に介在する油の動圧油膜によって回転軸の外周面をラジアル方向に非接触支持すると共に、上記スラスト軸受隙間に介在する油の動圧油膜によって回転軸のスラスト支持面をスラスト方向に非接触支持することを特徴とする動圧型軸受装置。
IPC (2件):
F16C 33/10 ,  F16C 17/10
FI (2件):
F16C 33/10 A ,  F16C 17/10 A

前のページに戻る