特許
J-GLOBAL ID:200903094840037916

ステンレス鋼のデスケーリングの前処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三浦 祐治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-138368
公開番号(公開出願番号):特開2002-332582
出願日: 2001年05月09日
公開日(公表日): 2002年11月22日
要約:
【要約】【課題】 装置や操業コストが従来のソルトバス法に比べて安価であり、且つ優れた効果が得られる、ステンレス鋼のデスケーリングの前処理方法を提供する。【解決手段】 重量比でNaOH/KOHが1/4〜4/1のアルカリベースを95.0〜99.9%含有し、亜硝酸塩、硝酸塩、炭酸塩、過塩素酸塩、過マンガン酸塩、沃素酸塩、過硫酸塩から選ばれる1または2以上を0.1〜5重量%含有し、融点が150〜200°Cに調整されたアルカリ処理塩を用いて、該アルカリ処理塩の濃度が1〜10重量%の第1段階のアルカリ処理液を700°C以上の第1段階でステンレス鋼に噴霧スプレーし、次に該アルカリ処理塩の濃度が30〜60重量%の第2段階のアルカリ処理液を200〜400°Cの第2段階でステンレス鋼にスプレーする。第1段階のスプレーは粒系が50μm以下の微細な噴霧スプレーが好ましい。第1段階のアルカリ処理液、第2段階のアルカリ処理液には過酸化水素を0.1〜10重量%と酸素、空気、オゾンから選ばれる1または2以上を含有せしめる事が好ましい。
請求項(抜粋):
重量比でNaOH/KOHが1/4〜4/1のNaOHとKOHよりなるアルカリベースを95.0〜99.9重量%含有し、且つ亜硝酸塩、硝酸塩、炭酸塩、過塩素酸塩、過マンガン酸塩、沃素酸塩、過硫酸塩から選ばれる1または2以上を更に0.1〜5重量%含有し、且つ融点が150〜200°Cに調整されているアルカリ処理塩を用いて、該アルカリ処理塩の濃度が1〜10重量%の第1段階のアルカリ処理液を焼鈍炉を出た700°C以上の第1段階でステンレス鋼に噴霧スプレーし、次にステンレス鋼が200〜400°Cになった第2段階で該アルカリ処理塩の濃度が30〜60重量%の第2段階のアルカリ処理液を該ステンレス鋼にスプレーする事を特徴とする、ステンレス鋼のデスケーリングの前処理方法。
IPC (2件):
C23G 1/14 ,  C23G 1/19
FI (2件):
C23G 1/14 ,  C23G 1/19
Fターム (8件):
4K053RA13 ,  4K053RA22 ,  4K053RA23 ,  4K053RA26 ,  4K053RA28 ,  4K053SA04 ,  4K053TA04 ,  4K053YA03

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