特許
J-GLOBAL ID:200903094840931005

仮想計算機システム間の仮想計算機移動制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-082613
公開番号(公開出願番号):特開平10-283210
出願日: 1997年04月01日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 複数の実計算機で動作する仮想計算機システム間の仮想計算機の移動を可能にすることで、システム運用の柔軟性の向上を図る。【解決手段】 各仮想計算機システムで実計算機資源に共通の論理名称を付与して管理する手段を設ける。仮想計算機(VM)の移動元20には、該VM構成情報と対応する実資源の論理名称を通知する手段を設け、移動先22では、受信した論理名称により、同一VM構成を生成する手段を設けることで、VM構成の移動を実現する。また、移動元20には、移動VMの新たな非同期動作要求を保留して該VMを停止し、該VM資源情報および非同期動作保留情報を移動先に転送する手段を設け、移動先22には、受信した情報に従ってVM動作を再開する手段を設ける。
請求項(抜粋):
複数の実計算機上に互いに仮想計算機システムを構築して動作させるマルチプロセッサシステムにおいて、ある実計算機上の仮想計算機システムの稼動中の仮想計算機を他の実計算機上の仮想計算機システムへ移動する仮想計算機システム間の仮想計算機移動制御方式であって、各仮想計算機システムで実計算機資源に論理名称を付与するとともに、各計算機で共用する計算機資源については各仮想計算機システムで同一の論理名称を付与して、実資源を管理する手段と、移動元仮想計算機システムから、移動先仮想計算機システムに対して移動すべき仮想計算機の構成情報として、当該仮想資源構成情報と対応する実資源の論理名称を通知する手段と、移動先仮想計算機システムにて、前記論理名称にもとづいて、移動元仮想計算機と同一仮想計算機構成の生成可否を判断して、当該仮想計算機を生成する手段と、移動元仮想計算機システムにて、移動すべき仮想計算機に割り当てられた仮想資源情報を読み出し、移動先仮想計算機システムへ転送するとともに、当該仮想計算機を消滅させる手段と、移動先仮想計算機システムにて、前記転送された仮想資源情報を前記生成した仮想計算機に格納して動作を再開する手段と、を設けたことを特徴とする仮想計算機システム間の仮想計算機移動制御方式。
IPC (2件):
G06F 9/46 350 ,  G06F 15/16 430
FI (2件):
G06F 9/46 350 ,  G06F 15/16 430 C
引用特許:
審査官引用 (5件)
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