特許
J-GLOBAL ID:200903094841354800

TDMAシステム用受信機のAGC回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阪本 清孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-268635
公開番号(公開出願番号):特開平5-122179
出願日: 1991年09月20日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】【目的】 AGC回路出力信号の立ち上がり部分に変動がない振幅一定の出力を得ることができるようにし、情報伝達効率の向上を図ることのできるTDMAシステム用受信機のAGC回路を提供する。【構成】 遅延回路2及び信号強度検出回路3には、それぞれ受信信号が同時に入力されるようになっている。信号強度検出回路3及び電圧変換器4は、受信信号の入力レベルに応じた利得調節用信号を可変利得増幅器1へ出力するが、その受信信号が信号強度検出回路3に入力されてから利得調節用信号が可変利得増幅器1へ出力されるまでには、いわゆる時間遅延が生ずるため、可変利得増幅回路1に入力される受信信号は、遅延回路2により信号強度検出回路3及び電圧変換器4で生ずる時間遅延と等しい時間だけ遅延され、利得調節用信号と同一タイミングで可変利得増幅回路1に入力されることとなる。
請求項(抜粋):
複数の送信源から送信された信号を時分割に受信するTDMAシステム用受信機のAGC回路であって、外部から入力された利得調節用信号に応じて定まる利得で受信信号を増幅する可変利得増幅手段と、前記可変利得増幅手段に入力される受信信号の信号レベルに応じた前記の利得調節用信号を発生する調節信号発生手段とを具備するTDMAシステム用受信機のAGC回路において、前記調節信号発生手段の入出力間における信号の伝搬時間に等しい遅延時間を有する信号遅延手段を前記可変利得増幅手段の前段に設け、該信号遅延手段を介して前記可変利得増幅手段に入力される受信信号と前記調節信号発生手段から入力される利得調節用信号との間の位相を一致させたことを特徴とするTDMAシステム用受信機のAGC回路。
IPC (4件):
H04J 3/00 ,  H03G 3/20 ,  H04B 1/10 ,  H04B 7/15

前のページに戻る