特許
J-GLOBAL ID:200903094842103584

タイヤ検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-247439
公開番号(公開出願番号):特開2001-074614
出願日: 1999年09月01日
公開日(公表日): 2001年03月23日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成でカーカスの張り合わせ異常を検出することができるようにする。【解決手段】 送信コイル10からの高周波磁束はバイアスタイヤを構成するカーカス5を通過して受信コイル11に鎖交する。このとき、送信コイル10及び受信コイル11の配置方向に対してカーカス5内の鋼線が平行な場合は、受信コイル11に鎖交する磁束量がバイアスタイヤが検査領域に存在しない場合よりも増加するのに対して、カーカス5内の鋼線が直交する場合は受信コイル11に鎖交する磁束量が減少する。従って、カーカス5が直交して張り合せられた正常な場合は、受信回路12からの受信信号のレベルはバイアスタイヤが検査領域に存在しない際の受信回路12からの受信基準レベルと略同一となるので、受信回路12からの受信信号に基づいてカーカスの異常を判断することができる。
請求項(抜粋):
補強用の鋼線が内蔵されたカーカスを1層目と2層目とが互いに略直交するように重ねて張り合わせ、2層目のカーカスの表面にトレッドパターンをゴム成形してなるタイヤを検査するためのタイヤ検査装置において、前記タイヤの表面に対向して設けられ高周波磁束を前記タイヤに向けて放射する送信コイルと、前記1層目若しくは2層目の何れかのカーカスの張り合わせ方向に平行となる位置に前記タイヤの表面に対向して設けられ前記送信コイルからの高周波磁束を受ける受信コイルと、この受信コイルが受信した磁束量に応じた受信信号を出力する受信回路と、この受信回路からの受信信号に基づいて前記タイヤの不良を判断する判断手段とを備えたことを特徴とするタイヤ検査装置。
IPC (2件):
G01M 17/02 ,  G01N 27/90
FI (2件):
G01M 17/02 B ,  G01N 27/90
Fターム (8件):
2G053AA11 ,  2G053AB07 ,  2G053AB21 ,  2G053BA12 ,  2G053BA13 ,  2G053BB17 ,  2G053DB10 ,  2G053DB22

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