特許
J-GLOBAL ID:200903094843358497

窒素酸化物センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 剛宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-024105
公開番号(公開出願番号):特開平9-288084
出願日: 1997年02月06日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】被測定ガスに含まれる窒素酸化物を極めて高精度に測定することができ、しかも、小型、安価でオフセット調整等のメンテナンスを不要とする取り扱いの至便な窒素酸化物センサを提供する。【解決手段】第1室60における酸素分圧が1×10-8〜1.7×10-4atmの範囲となるように、主ポンプセル68に印加されるポンプ電圧Vp1を調整すると共に、内側ポンプ電極64を窒素酸化物に対する触媒活性の低い不活性材料とし、第1室60において被測定ガス中の酸素分圧を所定量とした後、被測定ガスを第2の拡散律速部58を介して第2室62に導入する。第2室62に導入された被測定ガス中のNOxは、検出電極80あるいは触媒によって分解され、それによって生じるO2 が検出電極80によって基準ガス導入空間54側に汲み出される。そのとき生じる電流値Ip2に基づき被測定ガス中のNOxの濃度が測定される。
請求項(抜粋):
外部空間に接する固体電解質と該固体電解質の内外に形成された内側ポンプ電極及び外側ポンプ電極とを有し、かつ、前記外部空間から導入された被測定ガスに含まれる酸素を、前記電極間に印加される制御電圧に基づいてポンピング処理する主ポンプ手段と、固体電解質と該固体電解質に形成された内側検出電極と前記固体電解質の前記内側検出電極とは反対側に形成された外側検出電極とを有し、かつ、前記主ポンプ手段にてポンピング処理された後の被測定ガスに含まれる酸素を、前記内側検出電極と前記外側検出電極間に印加される測定用電圧に基づいてポンピング処理する測定用ポンプ手段と、前記測定用ポンプ手段によりポンピング処理される前記酸素の量に応じて生じるポンプ電流を検出する電流検出手段と、前記主ポンプ手段のポンピング処理による酸素分圧が1×10-8atm以上となるように前記制御電圧のレベルを調整する主ポンプ制御手段とを具備し、前記電流検出手段にて検出された前記ポンプ電流に基づいて前記被測定ガス中の前記窒素酸化物を測定することを特徴とする窒素酸化物センサ。
IPC (2件):
G01N 27/416 ,  G01N 27/419
FI (5件):
G01N 27/46 331 ,  G01N 27/46 327 E ,  G01N 27/46 327 N ,  G01N 27/46 327 H ,  G01N 27/46 376
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • NOxを検出するための方法及び装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-061275   出願人:ジー・ティー・イー・ラボラトリーズ・インコーポレイテッド
  • 特開平3-073839

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