特許
J-GLOBAL ID:200903094843480829

光論理素子およびその光論理素子を用いた光論理回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-175414
公開番号(公開出願番号):特開平9-005812
出願日: 1995年06月19日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】【目的】 電気の論理素子の制御動作と同様の光制御動作を光自身で行える光論理素子および光論理回路を提供する。【構成】 入射光入射導波路3a,3bを非線形導波路6aに接続し、その出射端側に検光子9aを設けてAND回路光素子13を形成し、入射光入射導波路4a,4bを非線形導波路6bに接続し、その出射端側に検光子9bを設けてNOT回路光素子14を形成し、光素子13に直列接続する。各入射光入射導波路3a,3bには入射偏波光(入力光a,b)の偏波面を非線形導波路6aの速軸から90度以外の同じ角度ずつずらす旋光性物質を設け、入射光入射導波路4a,4bにも同様の旋光性物質を設ける。各非線形導波路6a,6bの伝搬光のうち所定の角度で位相変化した光のみを検光子9a,9bにより選択的に出力させて、入力光a,bが共に入射されたとき以外は出力端18から光を出力する光NAND回路を構成する。
請求項(抜粋):
2本の入射光入射導波路が合流点を介して光の非線形偏波回転を行う1本の非線形導波路に合流接続されており、該非線形導波路には該非線形導波路の偏波分散に起因して、光の伝搬速度の遅い偏波成分軸である遅軸と該遅軸よりも光の伝搬速度の速い速軸とが互いに直交し、かつ、非線形導波路の光軸と直交して形成されており、前記2本の各入射光入射導波路にはそれぞれ各入射光入射導波路から非線形導波路に入射する入射偏波光の偏波面を前記非線形導波路の速軸または遅軸から90度以外の同じ角度ずつずらす偏波面調整手段が設けられていることを特徴とする光論理素子。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭61-097630
  • 特開昭62-125332
  • 特開昭61-087138
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