特許
J-GLOBAL ID:200903094845047871

磁歪シャフトの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-139527
公開番号(公開出願番号):特開平7-316658
出願日: 1994年05月30日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】【目的】 トルク検出時のヒステリシスを小さくし、リニアリティを向上させると共に、トルク検出感度を高めることができるようにする。【構成】 プロセス1で構造用鋼からなるシャフト母材に焼入れを行い、プロセス2ではAl の含有率が13〜16wt%となったFe -Al 合金からなる磁歪材を溶射し、シャフト母材に磁性薄膜を一体化することによりシャフト材を形成する。そして、プロセス3では、シャフト母材の外周を全周に亘って覆う磁性薄膜に表面加工を施すと共に、磁性薄膜の表面側に磁気異方性部を形成するための機械加工を施す。次に、プロセス4の加熱工程では加圧されたAr ガスを供給した状態で、シャフト材を電気炉等により、例えば400〜900°C、好ましくは500°C前,後または850°C前,後まで加熱し、プロセス5の急冷工程でシャフト材全体をAr ガス中で油液に浸漬することによりシャフト材を急冷する。
請求項(抜粋):
少なくとも表面側が磁歪材料からなるシャフト材に機械加工を施す加工工程と、機械加工を施した該シャフト材を希ガス中で所定時間に亘って加熱する加熱工程と、加熱されたシャフト材を急速に冷却する急冷工程とからなり、前記シャフト材の磁歪材料は、アルミニウムの含有率が13〜16重量%となったFe -Al 合金(鉄-アルミニウム合金)によって構成してなる磁歪シャフトの製造方法。
IPC (5件):
C21D 9/00 ,  C21D 6/00 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/06 ,  G01L 3/10
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-297545
  • 特開平2-129316

前のページに戻る