特許
J-GLOBAL ID:200903094849851071

ロックリングストリッパ板組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-509406
公開番号(公開出願番号):特表平8-508449
出願日: 1993年10月06日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】ポンチセット(10)とともに使用可能なポンチガイドストリッパおよびストリッパ板(12)の組立体であり、ポンチセット(10)は、ポンチガイドスリーブ(16)内に配設されたポンチ(50)を有し、このポンチ(50)がポンチガイドスリーブ(16)の一端に取り付けられたストリッパ板(12)の開口を介してポンチプレスのラムによって往復動自在に前進する型の組立体である。ストリッパ板組立体は、ガイドスリーブ端に対しロック位置から非ロック位置へと手動で回転され、ストリッパ板(12)に対して保持ワイヤ(18)を締め付け或いは緩めることによってストリッパ板(12)を固着又は解放する回転可能なストリッパ板キャップ(20)を含んでいる。保持ワイヤ(18)は、好ましくは断面がほぼ円形であり、二股に分かれて分断された2個の端部(19,21)を形成していて、これらの端部(19,21)がストリッパ板キャップ(20)とガイドスロットに一つ一つ取り付けられている。ロック位置においてこれら2個の端部(19,21)がともに引き寄せられると、弓形のワイヤ(18)は直径方向に圧縮されてストリッパ板(12)に係合する。好ましくは、ばね付勢された釦(34)とキャッチ装置とが備わっていて、それらがロック位置においてストリッパキャップ(20)を解放可能にロックし、保持ワイヤ(18)をストリッパ板(12)の環状エッジ部に当接保持する。図示の第1の好ましい実施例では、ストリッパ板シート(22)はスリーブ(16)の端部に形成されており、ストリッパキャップ(20)は第2の内方を向いた環状面が形成されていて、非ロック位置において保持ワイヤ(18)を第2の内方を向いた環状面とスリーブ端との間に受け入れる。図示の第2の好ましい実施例では、ストリッパキャップ(120)はシートを両成する第2の環状面が形成されており、ストリッパ板(112)の環状エッジ部は、ストリッパ板(112)の側方エッジを巻いて延びてロック位置において保持ワイヤ(118)を受け入れるグルーブ(170)を備えており、ストリッパキャップ(120)は、シート(122)内に配置されたストリッパ板(112)内のグルーブに隣接するストリッパキャップ(120)を巻いて延びて非ロック位置において保持ワイヤ(118)を受け入れる環状スロット(178)を備えている。他に記述した実施例では、単一の保持ワイヤに代えて2以上の保持ワイヤが用いられる。
請求項(抜粋):
ポンチセットとともに使用可能なポンチガイドストリッパ及びストリッパ板の組立体であって、ポンチセットが、ポンチガイドスリーブ内に配設されたポンチを有し、このポンチがポンチガイドスリーブの一端に取り付けられたストリッパ板の開口を介してポンチプレスのラムによって往復動自在に前進する型の前記組立体において、前記ストリッパ板が、環状のエッジ部と、ロック位置において前記ストリッパ板の前記環状エッジ部をシートにロックするとともに非ロック位置において前記ストリッパ板受け入れシートから前記ストリッパ板を解放するストリッパ板ロック手段とを含み、前記ロック手段が前記ポンチガイドスリーブに係合して前記ロック位置と非ロック位置との間を移動する第1の環状面を有するストリッパキャップ手段と、第1及び第2の端部とを有し、該ストリッパキャップ手段の前記ロック位置において前記ストリッパ板の前記環状エッジ部に係合し且つ前記非ロック位置において前記ストリッパ板の前記環状エッジ部から引き抜かれる弓形形状に形成された保持手段と、前記保持手段の前記第1の端部を前記ストリッパキャップ手段に取り付け、かつ前記保持手段の前記第2の端部を前記スリーブ手段に取り付ける手段とを具備し、前記キャップ手段の移動により前記第1及び第2の端部がロック位置において相互に引き寄せられ、非ロック位置において相互に引き離されることを特徴とする前記組立体。

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