特許
J-GLOBAL ID:200903094863593158
パルプ製造の際の溶解固形分の制御方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中村 静男 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-524236
公開番号(公開出願番号):特表平8-511583
出願日: 1994年02月25日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】強度が大きく、漂白性のよいクラフトパルプを、有効アルカリ消費量を少なくして、低Hファクターで製造することが、クラフト蒸解の実質的に全段階において溶解有機物質(DOM)濃度を低く維持することによって可能である。この操作には、連続蒸解カンの少なくとも一部から高濃度のDOM液を抽出し、これを、非常に低濃度のDOM液と置き換えることが包含される。二槽型加圧式システム、一槽型加圧式システム、または他のシステムを有する既設のパルプ工場に対しても後から改造を加え、低濃度DOM含有の希釈液(実質的にDOMを含まない白液を含む)を抽出し、添加するようにすることができる。また、商業的規模の回分式蒸解カン(パルプ日量8トン以上)を低濃度DOM含有液で運転し、強度の大きいパルプを製造することができる。低濃度DOM含有液を用いると、結果としてHファクターが下がり、有効アルカリ消費量が低下し、漂白性が向上する。
請求項(抜粋):
クラフト蒸解の実質的に全段階にわたり蒸解液の有効溶解リグニン濃度を約50g/l以下に維持することによって、単槽型回分式蒸解カンでパルプ日量少なくとも8トンの速度で細砕セルロース繊維材をクラフト蒸解する方法。
IPC (4件):
D21C 3/22
, D21C 3/02
, D21C 7/00
, D21C 11/02
FI (4件):
D21C 3/22
, D21C 3/02
, D21C 7/00
, D21C 11/02 Z
引用特許:
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