特許
J-GLOBAL ID:200903094867221310

スクロ-ル式流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-254643
公開番号(公開出願番号):特開2000-170671
出願日: 1999年09月08日
公開日(公表日): 2000年06月20日
要約:
【要約】【課題】 旋回スクロールを自転トルクが作用する方向に常時付勢し、旋回スクロールを円滑に旋回運動させる。【解決手段】 固定スクロール21は渦巻状のラップ部21Aを有している。また、旋回スクロール22も固定スクロール21のラップ部21Aをほぼ同様の渦巻状のラップ部22Aを有し、このラップ部22Aは、旋回スクロール22の内周面22A1 側が肉盛りされ、固定スクロール21のラップ部21Aよりも厚肉に形成されている。そして、旋回スクロール22のラップ部22Aの内周面22A1 は、2つの接触点a,bで固定スクロール21のラップ部21Aの外周面21A2 に接触している。一方、旋回スクロール22のラップ部22Aの外周面22A2 と固定スクロール21のラップ部21Aの内周面21A1 との間は、全周に亘って隙間が形成されている。
請求項(抜粋):
ケーシングと、該ケーシングに設けられ、鏡板に渦巻状のラップ部が立設された固定スクロールと、前記ケーシングに回転可能に設けられ、先端側に嵌合部を有する駆動軸と、該駆動軸の先端側に旋回可能に設けられ、鏡板の表面側に前記固定スクロールのラップ部と重なり合って複数の圧縮室を画成する渦巻状のラップ部が立設され、鏡板の背面側にボス部が設けられた旋回スクロールと、前記駆動軸の嵌合部と該旋回スクロールのボス部とにそれぞれ嵌合して設けられ、該旋回スクロールの旋回半径を可変とする旋回半径可変機構とを備えたスクロール式流体機械において、前記旋回スクロールのラップ部内周面と前記固定スクロールのラップ部外周面とは、その周方向の少なくともいずれかの部位で接触する構成とし、前記旋回スクロールのラップ部外周面と前記固定スクロールのラップ部内周面との間には、その全周に亘って隙間を形成する構成としたことを特徴とするスクロール式流体機械。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02
FI (2件):
F04C 18/02 311 Q ,  F04C 18/02 311 N
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • スクロール式流体機械
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-325178   出願人:トキコ株式会社
  • スクロール型圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-206083   出願人:三菱重工業株式会社
  • 特開昭59-012187
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審査官引用 (8件)
  • スクロール式流体機械
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-325178   出願人:トキコ株式会社
  • スクロール型圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-206083   出願人:三菱重工業株式会社
  • 特開昭59-012187
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