特許
J-GLOBAL ID:200903094868320923

ミシンの糸切り連動押え上げ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 荒船 博司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-316628
公開番号(公開出願番号):特開平10-156078
出願日: 1996年11月27日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 押え上げと、上糸、下糸の切断との連動動作を可能とし、且つ、その後の押えの上げ下げ動作によっても上糸、下糸の元糸が離脱することがない、サイクルミシンの糸切り連動押え上げ装置を提供する。【解決手段】 押え上げペダルで、押え上げレバー41を引き下げると、解除レバー43も押え上げレバー41と同方向に腕部43aがストッパ534に当接するまで回転する。このとき、押え駆動用の連結杆111との連結部分の長孔111aにより、連結杆111は牽引されない。しかし、上糸、下糸切り動作用の糸切りレバー42の回転により、上糸切り、下糸切りが行われる。この切断後の元糸は上糸切り、下糸切り挟みに挟持される。次に、押え上げレバー41が更に回転すると、ころ424とフック43bとの係合が解け、糸切りレバー42は元の位置に戻るが、連結杆111は牽引される。その後、押え上げペダルを離しても、押え上げレバー41は起動安全腕451に係止されて、ころ424とフック43bとの係合が回復する高さには上昇しない。
請求項(抜粋):
一工程で所望の形状の縫製を完了するサイクルミシンであり、被縫物の押えを上げ下げする押え上げ手段と、糸を切断しその切断後の元糸を挟持する糸切り・挟持動作を行う糸切り手段と、前記押え上げ手段と糸切り手段とが連動するように接続される接続手段と、前記接続手段に連結し、所定量変位可能な操作手段とを備え、前記所望縫製完了後、前記操作手段の操作で前記糸切り手段による糸切り・挟持動作と前記押え上げ手段による押え上げ動作とが順次行われるミシンの糸切り連動押え上げ装置において、前記接続手段は、1回目の前記操作手段の操作による糸切り・挟持動作後に、前記押え上げ手段と前記糸切り手段との連動を解除する連動・解除手段を備え、2回目以降の前記操作手段の操作では糸切り・挟持動作は行わず、押え上げ動作のみ行われることを特徴とする、ミシンの糸切り連動押え上げ装置。
IPC (2件):
D05B 29/02 101 ,  D05B 65/02
FI (2件):
D05B 29/02 101 ,  D05B 65/02 Z

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