特許
J-GLOBAL ID:200903094869540862

点列の近似方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-189160
公開番号(公開出願番号):特開平7-085110
出願日: 1993年06月30日
公開日(公表日): 1995年03月31日
要約:
【要約】【目的】 制御点の位置を予め決定せずに、点列の軌跡を近似するパラメトリック関数を求める。【構成】 3次のベジェ曲線の制御点の最適解P1 ,P2 を非線形計画法の第1の解法であるシンプレックス法に従って求める(ステップS3)。シンプレックス法の目的関数として、制御点の最適解の候補P1j,P2jを使用したベジェ曲線について、点列の各点からベジェ曲線までの最短距離の2乗和f(P1j,P2j)を求める(ステップS4,S5)。ステップS4,S5では、非線形計画法の第2の解法である(黄金分割法+逐次放物線補間法)を用いる。また、入力点列のすべてを1つのベジェ曲線で近似できない場合には、非線形計画法の第3の解法である2分法によってサブ点列に分割し、サブ点列ごとにベジェ曲線で近似する(ステップS7)。サブ点列は、与えられた近似度△で近似できる最長の点列である。
請求項(抜粋):
平面上に配置された点列の軌跡をパラメトリック関数で近似する方法であって、(A)点列を入力する工程と、(B)入力された点列の軌跡を表わすパラメトリック関数を求める際に、前記パラメトリック関数に含まれる制御点の最適解を非線形計画法の第1の解法に従って求める工程と、を備え、前記工程(B)は、(B-1)前記制御点の最適解の候補を前記第1の解法に従って設定する工程と、(B-2)前記制御点の最適解の候補を使用した前記パラメトリック関数について、前記点列の各点から前記パラメトリック関数で表わされる曲線までの最短距離の2乗を示す距離データを、前記点列の各点毎に非線形計画法の第2の解法に従って求める工程と、(B-3)前記工程(B-2)で得られた前記距離データについて前記点列の各点の和をとることによって、前記工程(B-1)で設定された前記制御点の最適解の候補に関する前記第1の解法の目的関数を作成する工程と、(B-4)前記第1の解法の所定の停止条件を満足するまで前記工程(B-1)ないし(B-3)を繰り返すことによって、前記制御点の最適解を求める工程と、を備える点列の近似方法。

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