特許
J-GLOBAL ID:200903094869970662

適応アレーアンテナ送受信装置および適応アレーアンテナの校正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-258359
公開番号(公開出願番号):特開2003-069460
出願日: 2001年08月28日
公開日(公表日): 2003年03月07日
要約:
【要約】【課題】 校正用アンテナを用いることなく校正が可能なアレーアンテナ送受信装置を提供すること。【解決手段】 校正時に、スイッチ21(1)、21(2)により、N本のアンテナ素子の中の2本のアンテナ素子11(1)、11(3)とサーキュレータ12(1)との間の接続を切り放すと共に、スイッチ23により前記2本のアンテナ素子の何れかを選択する。ここで、受信部の校正時には、カップラ15により、送信機13(1)の出力の一部を分岐し、周波数変換器22Aは、この分岐された信号を入力し、これを受信周波数の信号に変換して出力する。そして、これを各ブランチで受信した値を用いて校正演算部26により校正する。送信部の校正時には、スイッチ16により受信機14(1)に周波数変換器22Bから出力される信号を与える。そして、受信機14(1)で受信した値を用いて校正演算部26により校正を行う。
請求項(抜粋):
直線上に配列されたN本(N≧3)のアンテナ素子で構成されたアレーアンテナ(11)と、前記アレーアンテナのアンテナ素子毎に設けられた送信機(13)及び受信機(14)と、前記アンテナ素子を共用すべく該アンテナ素子に前記送信機または前記受信機を接続する第1の送受共用手段(12)と、前記アンテナ素子からそれぞれ入力される信号に対して振幅及び位相の重みづけを行うことにより前記アレーアンテナの放射パターンを制御する指向性制御演算回路(26,27)とを備えて構成され、前記受信機の受信周波数と前記送信機の送信周波数とが異なる適応アレーアンテナ送受信装置において、校正時に、前記N本のアンテナ素子の中の2本のアンテナ素子と該2本のアンテナ素子にそれぞれ設けられた前記第1の送受共用手段との間の接続を切り放すと共に前記2本のアンテナ素子の何れかを選択する第1のスイッチ手段(21,23)と、前記N本のアンテナ素子の何れか1つに設けられた送信機の出力の一部を分岐する分岐手段(15)と、前記分岐手段により分岐された信号を入力し、これを受信周波数の信号に変換して出力する第1の周波数変換手段(22A)と、送信周波数の信号を入力し、これを前記N本のアンテナ素子の何れか1つに設けられた受信機に与えるべき信号に変換して出力する第2の周波数変換手段(22B)と、前記2本のアンテナ素子を共用すべく前記第1のスイッチ手段に前記第1の周波数変換手段の出力部と前記第2の周波数変換手段の入力部とを接続する第2の送受共用手段(24)と、前記N本のアンテナ素子の何れか1つに設けられた受信機に、前記第1の送受共用手段または前記第2の周波数変換手段から出力される信号を切り替えて与える第2のスイッチ手段と、前記第1および第2のスイッチ手段を制御するとともに、前記N本のアンテナ素子にそれぞれ設けられた受信機から得られる信号の振幅・位相値に基づいて、前記アレーアンテナのブランチ間の振幅位相校正値を求める校正制御手段と、を備えたことを特徴とする適応アレーアンテナ送受信装置。
IPC (5件):
H04B 7/06 ,  H01Q 3/24 ,  H01Q 3/26 ,  H04B 7/08 ,  H04B 7/10
FI (5件):
H04B 7/06 ,  H01Q 3/24 ,  H01Q 3/26 Z ,  H04B 7/08 D ,  H04B 7/10 A
Fターム (21件):
5J021AA05 ,  5J021AA07 ,  5J021CA06 ,  5J021DB02 ,  5J021DB03 ,  5J021DB04 ,  5J021EA04 ,  5J021FA14 ,  5J021FA15 ,  5J021FA16 ,  5J021FA17 ,  5J021FA20 ,  5J021FA31 ,  5J021FA32 ,  5J021GA02 ,  5J021HA05 ,  5J021HA10 ,  5J021JA10 ,  5K059CC04 ,  5K059DD31 ,  5K059DD41
引用文献:
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