特許
J-GLOBAL ID:200903094873022809

電着塗装装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-305090
公開番号(公開出願番号):特開平5-195293
出願日: 1989年08月09日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【目的】 塗装の品質を維持しつつ電着塗装内の酸の量を容易に調整することが可能な電着塗装装置を提供すること。【構成】 電着浴槽100内に配設された第1の電極部としての被塗物1と該被塗物1に対応して配設された複数の電極からなる第2の電極部2とを備えた電着塗装装置において、第2の電極部2を成す複数の各電極として、各電極を水溶液から分離する隔膜部を有する隔膜電極装置4,3を使用し、この内の一部の隔膜電極装置4が、耐食性部材から成る電極30と,当該電極に吸引される水溶液中の中和剤の流れの大部分を阻止する第1の隔膜部9とを有し、残りの隔膜電極装置が、中和剤を浸透抽出する第2の隔膜部を備え、各隔膜電極装置に別々に機能する通水手段を独立して併設したこと。
請求項(抜粋):
電着浴槽内に配設された第1の電極部としての被塗物と該被塗物に対応して配設された複数の電極からなる第2の電極部とを備え、前記被塗物と第2の電極部との間に前記電着浴槽内に収容された塗膜形成物質の水溶液を介して通電することによって前記塗膜形成物質を前記被塗物に電着する電着塗装装置において、前記第2の電極部を成す複数の各電極として、当該各電極を前記水溶液から分離する隔膜部を有する隔膜電極装置を使用し、この内の一部の隔膜電極装置が、耐食性部材から成る電極と,当該電極に吸引される前記水溶液中の中和剤中におけるイオンの流れの大部分を阻止する第1の隔膜部とを有し、残りの隔膜電極装置が、前記中和剤を浸透抽出する第2の隔膜部を備え、前記一部の各隔膜電極装置における第1の隔膜部と電極との間に,一方から他方に向かって水を強制流通せしめる通水手段を併設すると共に、前記残りの各隔膜電極装置における第2の隔膜部と電極との間に、前記通水手段と同一に機能する他の通水手段を,前記通水手段とは独立して併設したことを特徴とする電着塗装装置。
IPC (2件):
C25D 13/00 ,  C25D 13/00 305

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