特許
J-GLOBAL ID:200903094874463973

モータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-177739
公開番号(公開出願番号):特開2004-023932
出願日: 2002年06月18日
公開日(公表日): 2004年01月22日
要約:
【課題】モータの回転量を制御対象の操作量に変換する回転伝達系に遊び(ガタ)が存在しても、制御対象の操作量を精度良く制御できるようにする。【解決手段】レンジ切換機構11の回転伝達系の遊び量を学習する際に、ディテントバネ23の係合部23aがレンジ切換機構11の可動範囲のPレンジ側の限界位置(Pレンジ保持凹部24の側壁)に突き当たるまでロータを回転させるPレンジ側突き当て制御と、NotPレンジ側の限界位置(NotPレンジ保持凹部25の側壁)に突き当たるまでロータを回転させるNotPレンジ側突き当て制御とを実行し、Pレンジ側の限界位置からNotPレンジ側の限界位置までのエンコーダカウント値の増減量をレンジ切換機構11の可動範囲の実測値として求める。そして、この可動範囲の実測値と設計値との差分を回転伝達系の遊び量として学習した後、この遊び量の学習値を考慮して目標位置を設定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
制御対象を回転駆動するモータのロータの回転に同期してパルス信号を出力するエンコーダと、このエンコーダの出力信号のカウント値(以下「エンコーダカウント値」という)に基づいて前記ロータの回転位置を検出して前記モータの通電相を順次切り換えることで前記ロータを目標位置まで回転駆動する制御手段とを備えたモータ制御装置において、 前記制御手段は、前記モータの回転量を前記制御対象の操作量に変換する回転伝達系の遊び量を学習する手段を備え、その遊び量学習時に、前記ロータを前記制御対象の可動範囲の一方の限界位置に突き当たるまで回転させる一方向突き当て制御と、他方の限界位置に突き当たるまで回転させる他方向突き当て制御とを実行して、前記一方の限界位置から前記他方の限界位置までの前記エンコーダカウント値の増減量を前記制御対象の可動範囲の実測値として求めると共に、この可動範囲の実測値と該可動範囲の設計値との差分を前記回転伝達系の遊び量として学習し、その後、前記ロータを目標位置まで回転駆動する際に、当該目標位置を前記回転伝達系の遊び量の学習値を考慮して設定することを特徴とするモータ制御装置。
IPC (1件):
H02P7/05
FI (1件):
H02P7/00 501
Fターム (11件):
5H550AA16 ,  5H550CC02 ,  5H550DD09 ,  5H550FF05 ,  5H550GG01 ,  5H550HA07 ,  5H550JJ25 ,  5H550KK05 ,  5H550LL35 ,  5H550MM19 ,  5H550PP02

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