特許
J-GLOBAL ID:200903094876458772

油入変圧器の絶縁診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-272639
公開番号(公開出願番号):特開平8-136597
出願日: 1994年11月07日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 非停電下での絶縁診断によって得られた交流絶縁抵抗を直流絶縁抵抗に換算して、非停電下で直流絶縁抵抗をも得ることができ、停電の制約なしに絶縁抵抗の傾向管理が行い得る油入変圧器の絶縁診断装置を得る。【構成】 油入変圧器の油温を検出する油温検出器を備えると共に、計測部13として、油入変圧器の油温に対する直流絶縁抵抗値と交流絶縁抵抗値の比の値を予め記憶してなるメモリ13aと、高周波電圧VSと漏れ電流IXとの検出値に基づいて油入変圧器の交流絶縁抵抗値及び静電容量CXを求める第1の演算部13bと、油温検出器による油温検出値T及び第1の演算部により求められた静電容量の値に応じた直流絶縁抵抗値と交流絶縁抵抗値の比αの値をメモリから読み出し、その比の値から上記第1の演算部により求められた交流絶縁抵抗値を直流絶縁抵抗値に換算して直流絶縁抵抗値を求める第2の演算部13cとを備えた。
請求項(抜粋):
被診断機器としての油入変圧器の接地線に磁気結合された変成器を高周波電源により励磁することにより、上記接地線に誘導される高周波電圧と該油入変圧器を経由して電源側に流出する漏れ電流とを検出し、それら検出値に基づいて油入変圧器の絶縁診断を行う計測部を備えた油入変圧器の絶縁診断装置において、上記油入変圧器の油温を検出する油温検出器を備えると共に、上記計測部として、上記油入変圧器の油温に対する直流絶縁抵抗値と交流絶縁抵抗値の比の値を予め記憶してなるメモリと、上記高周波電圧と漏れ電流との検出値に基づいて油入変圧器の交流絶縁抵抗値及び静電容量を求める第1の演算部と、上記油温検出器による油温検出値及び上記第1の演算部により求められた静電容量の値に応じた直流絶縁抵抗値と交流絶縁抵抗値の比の値を上記メモリから読み出し、その比の値から上記第1の演算部により求められた交流絶縁抵抗値を直流絶縁抵抗値に換算して直流絶縁抵抗値を求める第2の演算部とを備えたことを特徴とする油入変圧器の絶縁診断装置。
IPC (2件):
G01R 27/18 ,  H01F 27/00

前のページに戻る