特許
J-GLOBAL ID:200903094881127865

フォーカルプレンシャッタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠原 泰司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-124934
公開番号(公開出願番号):特開平9-304808
出願日: 1996年05月20日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】駆動部材が露光作動開始位置へ作動したときの衝撃力によって、鉄片部材が電磁石から離反されないようにしたダイレクトタイプのフォーカルプレンシャッタを提供すること。【解決手段】駆動部材6と同心的に巻かれた押さえばね12は、その一端で鉄片部材10の鉄片10aを電磁石15の鉄芯部材15aに押圧している。レリーズ後、セット部材13がばね14によって復帰作動を行い、押動部13bが被押動部6dから離れると、駆動部材6は駆動ばね11によって回転し、取付部6cが鉄片部材10の鍔部10cに当接した露光作動開始位置で停止する。このとき鉄片部材10を電磁石15から離反させるような衝撃力が働くが、押さえばね12の力がそれに対抗するように作用しているので、衝撃力による影響を小さくすることができる。
請求項(抜粋):
レリーズ時に通電されて吸着力を付与される電磁石と、被押動部を有していてレリーズ時にセット位置から駆動ばねによって露光作動開始位置まで作動し前記電磁石の通電が断たれたとき該駆動ばねによって更に同方向に作動して羽根群に露光走行を行わせる駆動部材と、前記電磁石の吸着面に吸着される被吸着面を有していて前記駆動部材に相対位置関係を変え得るようにして取り付けられており該吸着によって前記駆動部材が前記露光作動開始位置に保持され得るようにした鉄片部材と、前記被押動部に係接し得る押動部を有しておりセット時には該押動部が前記被押動部を押し前記被吸着面が前記吸着面に接触してからは前記鉄片部材との相対位置を変えつつ前記駆動部材を前記駆動ばねに抗して作動させレリーズ時には前記電磁石への通電後に初期位置へ復帰し前記駆動部材に前記露光作動開始位置への作動を可能にするセット部材と、少なくとも前記駆動部材が前記露光作動開始位置へ作動し終わるまで前記被吸着面を前記吸着面に対し略同じ力で押圧しているようにした押さえばねとを備えていることを特徴とするフォーカルプレンシャッタ。
IPC (2件):
G03B 9/36 ,  G03B 9/08
FI (2件):
G03B 9/36 C ,  G03B 9/08 D
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭48-066829

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