油圧アクチュエ-タの同調制御装置

発明者： , , , , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：永井冬紀
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-006785
公開番号（公開出願番号）：特開2000-203794
出願日： 1999年01月13日
公開日（公表日）： 2000年07月25日
要約：

【要約】【課題】各油圧モータ2A,2Bの請け負う負荷の比率を適正に保ったままウインチを同調して駆動させる。【解決手段】主巻ウインチ4と補巻ウインチ5のシーブ64,65に荷重検出器11A,11Bと回転量検出器12A,12Bをそれぞれ設け、各ロープ41,51の張力T4,T5と移動速度v4,v5を検出する。検出された張力T4,T5に基づいて各油圧モータ2A,2Bの請け負う負荷の比率T5/T4の適正値Lからのずれ量(負荷偏差dT)を算出し、この負荷偏差dTに基づいて各ロープ41,51の目標速度v4'',v5''を算出する。検出されたロープ41,51の移動速度v4,v5と目標速度v4'',v5''との速度偏差dvに基づいて、電磁比例減圧弁71〜74にコントローラ20から制御信号I4,I5を出力し、これによって、ロープ速度v4,v5が目標速度v4'',v5''となるように制御(速度補償)されるとともに、各油圧モータ2A,2Bに作用する負荷の比率T5/T4は適正値Lに保たれる。

請求項（抜粋）：

正逆方向に駆動可能な少なくとも第1および第2の油圧アクチュエータと、該各アクチュエータに流れる油をそれぞれ制御する制御弁と、前記各アクチュエータの駆動速度指令値を出力する操作手段と、前記各アクチュエータに作用する負荷をそれぞれ検出する負荷検出手段と、前記各アクチュエータの駆動速度をそれぞれ検出する速度検出手段と、前記第1の油圧アクチュエータに作用する負荷に対する前記第2の油圧アクチュエータに作用する負荷の比率を設定する負荷比率設定手段と、前記負荷検出手段からの検出値による前記第1の油圧アクチュエータに作用する負荷に対する前記第2の油圧アクチュエータに作用する負荷の比率と、前記負荷比率設定手段によって設定された負荷の比率との偏差を求め、この偏差と前記操作手段からの駆動速度指令値に基づいて前記第1および第2の油圧アクチュエータを同調駆動させる目標速度を演算し、前記速度検出手段によって検出された速度がこの目標速度となるように前記各アクチュエータの駆動を制御する制御手段とを備えることを特徴とする油圧アクチュエータの同調制御装置。

IPC (3件)：

B66D 1/44 , B66C 13/23 , E02F 3/47

FI (3件)：

B66D 1/44 E , B66C 13/23 E , E02F 3/47 F

Fターム (8件)：

3F204AA04 , 3F204BA10 , 3F204CA05 , 3F204FA02 , 3F204FB01 , 3F204FC01 , 3F204FC08 , 3F204FD01

前のページに戻る