特許
J-GLOBAL ID:200903094889985534

画像符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-233365
公開番号(公開出願番号):特開平10-079948
出願日: 1996年09月03日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 視覚上の画質を高める。【解決手段】 画像信号PSは複数のマクロブロックに分割され、マクロブロック単位で符号化が行われる。符号化は、量子化部14による量子化処理を含めて行われる。動き補償部18はマクロブロック単位で動き量Lを出力する。除算部23からは、フレームメモリ17に記憶される参照画像の平均動き量Laveが出力される。制御部121は、動き量Lを平均動き量Laveに相対的な二つの基準値と比較し、動き量Lがそれらの基準値の間の値となるマクロブロックに対しては、量子化部14における量子化ステップを低くするよう補正する。したがって、動きが小さく視覚上の画質の劣化が目立つ画像部分の画質が向上する。また、装置の特性上、画質の劣化が少ないほどに動きの緩やかな画像に対しては、補正が行われないので、符号化信号の冗長性が不必要に増大しない。
請求項(抜粋):
入力画像を複数のブロックに分割し、前記複数のブロックの各1ごとに、予測画像と画像間の動きベクトルとを用いた画像間符号化と、画像内符号化とのいずれかを、選択的に実行可能で、しかも、それぞれの符号化が量子化処理を含めて実行される画像符号化装置において、符号化された画像を復号化することによって得られた参照画像と前記入力画像とを比較することによって、前記複数のブロックの各1ごとに、前記予測画像を前記参照画像内に決定し、当該予測画像に相対的な動きとして前記動きベクトルを決定するとともに、その大きさである動き量を算出する動き補償手段と、前記複数のブロックのある範囲にわたる前記動き量の平均値を算出する平均値算出手段と、前記動き量を、少なくとも一つの基準値を含む基準値群と比較し、その結果に応じて、前記量子化処理における量子化ステップを、前記複数のブロックの各1ごとに補正する量子化ステップ補正手段と、を備え、前記少なくとも一つの基準値の各々は、前記平均値に相対的な値として与えられることを特徴とする画像符号化装置。
IPC (3件):
H04N 7/32 ,  H03M 7/36 ,  H04N 11/04
FI (3件):
H04N 7/137 Z ,  H03M 7/36 ,  H04N 11/04 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-256484
  • 特開平4-176290
  • 特開平3-256484
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