特許
J-GLOBAL ID:200903094895594334

ピアスエンボス加工方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-027174
公開番号(公開出願番号):特開平11-226665
出願日: 1998年02月09日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】 ピアスエンボス加工においてスクラップをプレス型外に確実に排出することにある。【解決手段】 先端切刃部1aと、その後方に位置するエンボス成形部1bとを有するピアスエンボスポンチ1に、その先端切刃部から突出させてその先端切刃部よりも小径のエジェクタピン部1cを固設するとともに、ダイ5の、ピアスエンボスポンチの先端切刃部およびエンボス成形部に対応する形状のダイ孔5aの後方に、ピアスエンボスポンチ1の先端切刃部1aの太さより小さい隙間Sを持つ弾性金属板8を配置し、ピアスエンボスポンチ1の、ダイ5へ向かう移動時に、ピアスエンボスポンチ1とダイ5とでワーク6に孔開けして形成されたスクラップ7を、ピアスエンボスポンチ1のエジェクタピン部1cの先端部に付着させて、弾性金属板8の弾性変形下でその隙間Sに通してその弾性金属板8の後方へ押し出し、ピアスエンボスポンチ1の、ダイ5から離間する移動時に、エジェクタピン部1cの先端部からスクラップ7を弾性金属板8によって剥ぎ取るものである。
請求項(抜粋):
先端切刃部と、その先端切刃部の後方に位置するエンボス成形部とを有するピアスエンボスポンチと、そのピアスエンボスポンチの先端切刃部およびエンボス成形部に対応する形状のダイ孔を有するダイとの共働により、ワークにピアスエンボス加工を施すに際し、前記ピアスエンボスポンチに、その先端切刃部から突出させてその先端切刃部よりも小径のエジェクタピンを固設するとともに、前記ダイのダイ孔の後方に、前記ピアスエンボスポンチの先端切刃部の太さより小さい隙間を持つ弾性部材を配置し、前記ピアスエンボスポンチもしくは前記ダイのそれら相互の接近方向への移動時に、前記ピアスエンボスポンチと前記ダイとの共働でワークに孔開けすることにて形成されたスクラップを、前記ピアスエンボスポンチに固設したエジェクタピンの先端部に付着させて前記弾性部材の弾性変形下でその弾性部材の前記隙間に通してその弾性部材の後方へ押し出し、前記ピアスエンボスポンチもしくは前記ダイのそれら相互の離間方向への移動時に、前記ピアスエンボスポンチに固設したエジェクタピンの先端部から前記スクラップを前記弾性部材によって剥ぎ取ることを特徴とする、ピアスエンボス加工方法。
IPC (5件):
B21D 28/10 ,  B21D 28/00 ,  B21D 28/24 ,  B21D 28/34 ,  B21D 45/08
FI (6件):
B21D 28/10 Z ,  B21D 28/00 D ,  B21D 28/24 Z ,  B21D 28/34 C ,  B21D 28/34 D ,  B21D 45/08 Z

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