特許
J-GLOBAL ID:200903094899329821

液晶表示素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大胡 典夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-284222
公開番号(公開出願番号):特開平6-130397
出願日: 1992年10月22日
公開日(公表日): 1994年05月13日
要約:
【要約】【目的】 複数種の液晶分子配向領域を分散させて視角依存性を改善した分子配向分散型液晶表示素子において、異なる分子配向領域の境界に発生するディスクリネーションラインを防止する。【構成】 表面に電極13、14を有する第1の基板11および第2の基板12を前記各電極が相対向するように設置した間に液晶層20を狭持し、液晶層の液晶分子配列方向を表示面で2種以上に分散させた液晶表示素子に関する。液晶分子の配列方向が異なる領域A、Bが接する境界に、液晶分子配列の中間領域C1、C2 を介在させてディスクリネーションラインの発生防止を改善する。
請求項(抜粋):
表面に電極を有する第1の基板および第2の基板を前記各電極が相対向するように設置した間に液晶層を狭持し、前記第1および第2の基板表面に形成される液晶配向層の配向能力で規定される前記液晶層の分子配列状態を2種類以上設け、これら配向状態が2種の配向領域の境界に、配向状態の相違からディスクリネーションラインが生じるような2種の配向状態である液晶表示素子において、前記2種の配向領域の間に、前記2種の配向状態の中間的な配向状態からなる配向領域を1種以上設けることにより、各々の配向領域の配向状態が配向領域間で実質的に連続的に変化する状態となるようにしたことを特徴とする液晶表示素子。

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