特許
J-GLOBAL ID:200903094899403398

ポリエステルフイルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 辻 良子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-137740
公開番号(公開出願番号):特開平9-302078
出願日: 1996年05月09日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 透明性、耐衝撃性、ガスバリヤー性、耐熱性、耐薬品性等に優れ、深絞り成形等の二次成形性に優れるポリエステルフイルムを提供すること。【解決手段】 (i) テレフタル酸単位及びエチレングリコール単位から主としてなり;(ii)他の2官能化合物単位を共重合ポリエステルの全構造単位の合計モル数に基づいて2〜30モル%有し;(iii)多官能化合物単位を共重合ポリエステルの全構造単位の合計モル数に基づいて0.005〜1モル%有し;(iv)160°Cでの半結晶化時間が1500〜3500秒であり;且つ(v)270°Cの温度における剪断速度0.1rad/秒での溶融粘度(η1)が5×104〜2×105ポイズで、剪断速度100rad/秒での溶融粘度(η2)が8×103〜2×104ポイズで、且つ(1/3)log1021)の値が-0.7〜-0.2である共重合ポリエステルから形成した本発明のポリエステルフイルムによって上記の目的が達成される。
請求項(抜粋):
下記の要件(i)〜(v);(i) テレフタル酸単位およびエチレングリコール単位から主としてなり且つ他の共重合単位を有する共重合ポリエステルである;(ii) テレフタル酸単位以外のジカルボン酸単位、エチレングリコール単位以外のジオール単位およびヒドロキシカルボン酸単位から選ばれる少なくとも1種の2官能化合物単位(a)を、共重合ポリエステルの全構造単位の合計モル数に基づいて、2〜30モル%の割合で有する;(iii) カルボキシル基、ヒドロキシル基および/またはそれらのエステル形成性基を3個以上有する多官能化合物の少なくとも1種から誘導される多官能化合物単位(b)を、共重合ポリエステルの全構造単位の合計モル数に基づいて、0.005〜1モル%の割合で有する;(iv) 160°Cにおける半結晶化時間が1500〜3500秒の範囲である;並びに、(v) 270°Cの温度における剪断速度0.1rad/秒での溶融粘度(η1)が5×104〜2×105ポイズであり、270°Cの温度における剪断速度100rad/秒での溶融粘度(η2)が8×103〜2×104ポイズであり、且つ溶融粘度(η1)および溶融粘度(η2)が下記の数式?@を満足する;【数1】 -0.7≦(1/3)log1021)≦-0.2 ?@を有する共重合ポリエステルよりなることを特徴とするポリエステルフイルム。
IPC (5件):
C08G 63/20 NNF ,  B29C 47/14 ,  C08J 5/18 CFD ,  B29K 67:00 ,  B29L 7:00
FI (3件):
C08G 63/20 NNF ,  B29C 47/14 ,  C08J 5/18 CFD

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