特許
J-GLOBAL ID:200903094902370820

設計システム協調方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-118467
公開番号(公開出願番号):特開平10-074213
出願日: 1994年06月13日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 複数台の設計システムを有効利用した協調設計を行う。【解決手段】 設計システム101,103の操作、観測、その他の自動操作エージェント104,102との通信が可能な自動操作エージェント102,104並びに自動操作エージェント102,104が互いに通信するための通信伝達手段105を用い、他の設計システムと比較して優れた方の設計データを選択し、次の設計処理に適用する最良のコマンドを決定する。
請求項(抜粋):
通信伝達手段を介して複数の設計システム間で情報の受け渡しを行い、前記設計システム間で協調して設計を行う自動操作エージェント部を備える設計システム協調方式において、前記自動操作エージェント部が、前記設計システムの設計状況を観測する設計状況観測手段と、前記設計システムでの設計の履歴を保持する設計履歴記憶手段と、他の設計システムの設計状況を、他の自動操作エージェントから前記通信伝達手段を介して入力し、前記設計状況観測手段が観測した設計状況との比較を行う設計状況比較手段と、前記比較の結果、前記他の設計システムより悪い設計状況であると判定された場合には、前記設計システムの設計データを破棄して、より良い設計結果が望める他の設計システムの設計データのロードを行う設計ロード手段と、前記ロードされた他の設計システムの設計データ、または、前記設計システムの設計データのどちらか一方の設計データから、次の設計処理に適用できるコマンド群を作成すると共に、前記設計記憶手段に記憶された設計の履歴と他の設計システムの設計の履歴を用いて、前記コマンド群の中から最良のコマンドを決定する次処理決定手段と、前記次処理決定手段の決定したコマンドに基づいて前記設計システムを操作する処理適用手段と、前記設計状況観測手段や前記処理適用手段から提供された情報を他のエージェント間通信手段に前記通信伝達手段を用いて通知すると共に、他のエージェント間通信手段からの通知を受け取るエージェント間通信手段と、を有することを特徴とする設計システム協調方式。

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