特許
J-GLOBAL ID:200903094905656384

電動パワーステアリング装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安形 雄三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-021704
公開番号(公開出願番号):特開平11-217080
出願日: 1998年02月03日
公開日(公表日): 1999年08月10日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 電動パワーステアリング装置の制御装置において、モータ電流検出手段のオフセット補正及び故障時の処置を行なう。【解決手段】 制御手段は記憶手段及びオフセット値異常検出手段で成り、前記記憶手段は前記モータ電流検出手段の初期時の第1オフセット値及び作動時の第2オフセット値を記憶し、前記オフセット値異常検出手段は、起動時に、前記駆動回路電源との間に接続されているリレーをオフし、前記駆動回路の全ての駆動素子をオフしたままで前記モータ電流検出手段から出力される前記第2オフセット値を読込み、前記第1オフセット値及び第2オフセット値を比較し、その差が所定値以下の場合には前記第2オフセット値を前記モータ電流値の補正値とし、前記差が前記所定値以上の場合は前記モータ電流検出手段の故障と判断し、前記モータ出力及びリレーのオフ状態をイグニションキーがオフされるまで維持するようにした。
請求項(抜粋):
ステアリングシャフトに発生する操舵トルクに基いて演算された操舵補助指令値と、モータのモータ電流値とから演算した電流制御値に基いてステアリング機構に操舵補助力を与える前記モータを、Hブリッジ回路の駆動回路で制御するようになっている電動パワーステアリング装置の制御装置において、前記モータ電流値を検出するモータ電流検出手段のオフセット補正及び故障時の処理を行なう制御手段を設けると共に、前記制御手段は記憶手段及びオフセット値異常検出手段で成り、前記記憶手段は前記モータ電流検出手段の初期時の第1オフセット値及び作動時の第2オフセット値を記憶し、前記オフセット値異常検出手段は、起動時に、前記駆動回路電源との間に接続されているリレーをオフし、前記駆動回路の全ての駆動素子をオフしたままで前記モータ電流検出手段から出力される前記第2オフセット値を読込み、前記第1オフセット値及び第2オフセット値を比較し、その差が所定値以下の場合には前記第2オフセット値を前記モータ電流値の補正値とし、前記差が前記所定値以上の場合は前記モータ電流検出手段の故障と判断し、前記モータ出力及びリレーのオフ状態をイグニションキーがオフされるまで維持するようにしたことを特徴とする電動パワーステアリング装置の制御装置。
IPC (6件):
B62D 5/04 ,  B62D 6/00 ,  G05B 9/02 ,  B62D101:00 ,  B62D119:00 ,  B62D137:00
FI (3件):
B62D 5/04 ,  B62D 6/00 ,  G05B 9/02 A

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