特許
J-GLOBAL ID:200903094913124995

暗号化装置、復号装置及び拡大鍵生成装置、拡大鍵生成方法並びに記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-211686
公開番号(公開出願番号):特開2002-023622
出願日: 2000年07月12日
公開日(公表日): 2002年01月23日
要約:
【要約】【課題】 拡大鍵生成のための遅延時間の発生を回避し且つOn-the-flyの鍵生成を可能とした暗号化装置を提供すること。【解決手段】 暗号化時と復号時とで拡大鍵の使用順が逆になる共通鍵ブロック暗号方式の暗号化装置の拡大鍵生成部3において、初段からの段数と、最終段からの段数とが等しい2つのラウンド関数f1とfn+1とを、互いに逆関数になるように設定する。これによって、暗号化時にも復号時にも共通鍵を入力として直ちに且つ使用順に拡大鍵を逐次生成していくことが可能になる。また、暗号化時の拡大鍵生成と復号時の拡大鍵生成とが基本的に同一になる。
請求項(抜粋):
暗号化時のデータ攪拌処理と復号時のデータ攪拌処理とで逆の順番で複数の拡大鍵を使用する共通鍵暗号方式による暗号化装置であって、複数段のラウンド関数について、初段では、共通鍵を入力として所定のラウンド関数を施して中間状態を生成し、2段目以降では、前段にて生成された中間状態を入力として所定のラウンド関数を施して新たな中間状態を生成するラウンド処理手段と、前記ラウンド処理手段の全部又は一部の段にて生成された前記中間状態の各々について、該中間状態の全ビット又はその一部をそのまま又はこれに所定の変換処理を施した後に前記拡大鍵として出力するための出力手段とを備え、前記ラウンド処理手段は、複数のラウンド関数を従属接続したラウンド関数系列であって前記共通鍵をその初段へ入力した場合にその最終段が該共通鍵と同一の値を生成するように設定されたラウンド関数系列における全段又はそのうちの一部で初段から連続した複数段についてのラウンド関数を、該ラウンド関数系列の段の順番に従って施すものであることを特徴とする暗号化装置。
Fターム (5件):
5J104JA12 ,  5J104JA15 ,  5J104JA18 ,  5J104NA02 ,  5J104NA08

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