特許
J-GLOBAL ID:200903094923721118

ライニング槽の漏洩検出装置及びその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-338263
公開番号(公開出願番号):特開平5-172684
出願日: 1991年12月20日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 放射性物質を含む液などを貯溜するライニング槽において、コンクリートからの滲出水による誤検出を防止するとともに、この液の漏洩の有無及び漏洩箇所を、迅速かつ的確に検知できる漏洩検出装置及びその方法を提供する。【構成】 コンクリート9に内張り設置されるライナ板3同士の突合せ溶接部4の裏当て金となる漏洩検出溝6を有する下地材5を有するライニング槽において、突合せ溶接部4に対して漏洩検出溝6の外側にライナ板3との間にシール溝7を設け、シール材として金属Oリング8を充填する。また、漏洩検出溝6に乾燥加圧空気を送り、常時、漏洩検出溝6を常時貯溜液の静水圧以上の加圧状態とする。
請求項(抜粋):
コンクリート製貯槽に内張りされるライナ板同士の接合部と、該接合部の近傍の前記ライナ板とに添設してある下地材を有し、該下地材の前記ライナ板と接触する面に、前記接合部を挾んで前記接合部に並行して漏洩検出溝を刻設してあり、前記下地材の前記ライナ板と接触する面の裏面、及び前記漏洩検出溝に並行している2側面が、前記コンクリート製貯槽のコンクリートに接触しているライニング槽の漏洩検出装置において、前記下地材の前記ライナ板との接触する面における前記接合部に対して前記漏洩検出溝の外側に、前記漏洩検出溝に並行してシール溝を有し、該シール溝にシール材を充填してあることを特徴とするライニング槽の漏洩検出装置。

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