特許
J-GLOBAL ID:200903094924910593

連続焼鈍炉における高張力鋼板急冷開始板温設定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉信 興
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-006409
公開番号(公開出願番号):特開平5-195087
出願日: 1992年01月17日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【目的】 特定の連続焼鈍を行うことにより引張強度を安定化させた高張力鋼板を製造する。又、その設定の際に最適な目標板温を少ないメモリ容量で求める。【構成】 高張力鋼板の成分(C,Mn,Si,B,Ti,Mo)を用いて計算した炭素当量及び/または板厚に応じて急冷開始板温を変化させることにより、その鋼板の引張強度を安定化させる。設定計算には炭素当量、板厚それぞれの大小の程度を表すメンバシップ関数とそれぞれの大きさを区分した各領域に対応する急冷開始板温計算用関数を用意し、それらの計算により得られた急冷板温度をメンバシップ関数に応じた重み付けによって平均化し、必要とする目標急冷板温を求める。【効果】 鋼帯の成分に応じた引張強度のばらつきが低減される。テ-ブル参照方式に比べ、板温度を計算する際の誤差が小さい。
請求項(抜粋):
連続焼鈍炉において板温を設定するに際し、鋼帯のコイル毎の炭素当量及び板厚のパラメ-タに応じて高張力鋼板急冷開始板温を設定することを特徴とする、連続焼鈍炉における高張力鋼板急冷開始板温設定方法。
IPC (3件):
C21D 11/00 101 ,  C21D 9/56 101 ,  C21D 1/26

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