特許

J-GLOBAL ID：200903094926267302

ジカルボン酸およびヒドロキシカルボン酸の分離方法

発明者： シトロン,ジョエル,デイヴィット. ,  サミュエルズ,マイケル,ロバート.
出願人/特許権者： イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー
代理人 (1件)： 谷 義一 (外3名)
公報種別：公表公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-536444
公開番号（公開出願番号）：特表2002-502305
出願日： 1997年04月07日
公開日（公表日）： 2002年01月22日
要約：

【要約】第1の方法は、芳香族ヒドロキシカルボン酸またはジカルボン酸のジアルカリ金属塩を部分電気透析して、モノアルカリ金属塩およびアルカリ金属の水酸化物を生成させることを含む。次いで、このモノアルカリ金属塩を硫酸水素塩などの酸で処理して、芳香族ヒドロキシカルボン酸またはジカルボン酸を回収する。その結果生じた硫酸ナトリウムなどの無機塩を電気分解して、硫酸水素ナトリウムとNaOHにすることができる。第2の方法は、p-ヒドロキシ安息香酸の(ジ)アルカリ金属塩を高温で電気透析して、遊離のp-ヒドロキシ安息香酸およびアルカリ金属の水酸化物を生成させることを含む。これらの方法は、これらのジアルカリ金属塩から酸、アルカリ金属水酸化物、およびもとの有機化合物を回収する効率的で経済的な方法である。

請求項（抜粋）：

ジカルボン酸または芳香族ヒドロキシカルボン酸をそのジアルカリ金属塩から製造する方法であって、 (a) 式(OR1CO2)M2または[R2(CO2)2]M2の化合物を電気透析して、式(OR1CO2)HyM2-yまたは[R2(CO2)2]HyM2-yの化合物とMOHとを生成すること、および (b) (OR1CO2)HyM2-yまたは[R2(CO2)2]HyM2-yを、 式MqHs-qXで表され、水に対するpKaが約4以下であるブレンステッド酸、または 式HTで表され、水に対するpKaが約4以下であるブレンステッド酸の水溶液であって、少なくとも5モルパーセントのHTまたはMTを任意選択で含む水溶液と反応させて、 (OR1CO2)H2または[R2(CO2)2]H2と、MのT塩またはX塩を生成すること を含み、上式で、Tは、一価アニオン、 R1は、アリーレンまたは置換アリーレン、 R2は、ヒドロカルビレンまたは置換ヒドロカルビレン、 Mは、アルカリ金属カチオン、 sは、Xの原子価、 yは、約0.10〜約1.90、 qは、約0.10〜約(s-0.10)、 xは、多価アニオンであることを特徴とする方法。

IPC (5件)：

B01D 61/44 510 ,  B01D 61/44 500 ,  C02F 1/469 ,  C07C 51/02 ,  C07C 65/03

FI (5件)：

B01D 61/44 510 ,  B01D 61/44 500 ,  C07C 51/02 ,  C07C 65/03 A ,  C02F 1/46 103

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特表平7-507598
  
• 特開昭51-059073
  
• 特公昭40-011492
  
• 特開昭64-009954