特許

J-GLOBAL ID：200903094935117330

ポリエチレン組成物

発明者： 佐々木 芳人 ,  宮藤 秀明
出願人/特許権者： 日本石油化学株式会社
代理人 (1件)： 斉藤 武彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-237421
公開番号（公開出願番号）：特開平10-081795
出願日： 1996年09月09日
公開日（公表日）： 1998年03月31日
要約：

【要約】 (修正有)【課題】 透明性、成形加工性、耐熱変形性が良好で、射出成形時に金型へのべた付きによる表面光沢の低下が少ないポリエチレン組成物を提供する。【解決手段】 (A)遷移金属(Ti、Zr、Hf)を含む触媒系で重合された、(ア)メルトフローレート(MF)が0.3〜80g/10min、(イ)密度が0.86〜0.925g/cm3 、(ウ)DSCピークが複数個もしくは同ピークが120°C未満に1個あるエチレン・α-オレフィン共重合体99〜60重量%と、(B)DSCピークが120°C以上に1個存在し、MFが0.01〜5.0g/10min、密度が0.93〜0.965g/cm3 のエチレン単独重合体または上記以外のエチレン・α-オレフィン共重合体1〜40重量%からなる樹脂成分100重量部と、(C)造核剤0.002〜2重量部とからなり、MFが0.05〜60g/10min、密度が0.880〜0.935g/cm3 の組成物。

請求項（抜粋）：

(A)チタン、ジルコニウムおよびハフニウムから選ばれた少なくとも1種の遷移金属を含む触媒系で重合された、(ア)メルトフローレートが0.3〜80g/10min、(イ)密度が0.86〜0.925g/cm3 、(ウ)示差走査型熱量計(DSC)により測定される融点ピークが複数個もしくは同ピークが120°C未満に1個あることを特徴とするエチレン・α-オレフィン共重合体99〜60重量%と、(B)示差走査型熱量計(DSC)により測定される融点ピークが120°C以上に1個存在し、メルトフローレートが0.01〜5.0g/10min、密度が0.93〜0.965g/cm3 のエチレン単独重合体または上記以外のエチレン・α-オレフィン共重合体1〜40重量%からなる樹脂成分100重量部と、(C)造核剤0.002〜2重量部とからなる組成物であって、該組成物のメルトフローレートが0.05〜60g/10min、密度が0.880〜0.935g/cm3 であるポリエチレン組成物。

IPC (8件)：

C08L 23/08 ,  A61J 1/10 ,  B32B 27/32 103 ,  C08F 4/64 ,  C08F 4/69 ,  C08F210/00 ,  C08J 5/00 CES ,  C08L 23:04

FI (7件)：

C08L 23/08 ,  B32B 27/32 103 ,  C08F 4/64 ,  C08F 4/69 ,  C08F210/00 ,  C08J 5/00 CES ,  A61J 1/00 331 A