特許
J-GLOBAL ID:200903094939088776

共重合体ラテックス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大渕 美千栄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-341421
公開番号(公開出願番号):特開平11-279336
出願日: 1998年12月01日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】【課題】 塗工紙の表面強度が大幅に改良され、かつ耐水性、インキ乾燥性、印刷光沢に優れ、しかもべとつき防止性が改善されて塗工操業性に優れ、さらに、広い印刷速度範囲にわたって上記の優れた印刷適性を有する塗工紙を得ることができる紙塗工用組成物のバインダーとして有用な共重合体ラテックスを提供する。【解決手段】 共重合体ラテックスは、(a)脂肪族共役ジエン系単量体20〜80重量%、(b)エチレン系不飽和カルボン酸単量体0.1〜10重量%、および(c)単量体(a)および単量体(b)と共重合可能な他の単量体10〜79.9重量%からなる単量体を乳化重合して得られる。この乳化重合は、ジフェニルエチレンおよび/またはその核置換体の存在下で行うことができる。共重合体のガラス転移温度は-100〜60°Cの範囲に少なくとも1点存在し、かつ、共重合体は、示差熱量計によって得られる示差熱量曲線において、転移領域の最低温度T1と最高温度T2との差ΔTが、30°C以上、好ましくは、35°C以上である。
請求項(抜粋):
(a)脂肪族共役ジエン系単量体20〜80重量%、(b)エチレン系不飽和カルボン酸単量体0.1〜10重量%、および(c)単量体(a)および単量体(b)と共重合可能な他の単量体10〜79.9重量%からなる単量体を乳化重合して得られる共重合体ラテックスであり、共重合体のガラス転移温度は-100〜60°Cの範囲に少なくとも1点存在し、かつ、共重合体は、示差走査熱量計によって得られる示差熱量曲線において、転移領域の最低温度T1と最高温度T2との差ΔTが30°C以上であることを特徴とする共重合体ラテックス。
IPC (6件):
C08L 9/10 ,  C08F236/04 ,  D21H 19/20 ,  C08F 2/38 ,  C08F220:04 ,  C08F212:32
FI (4件):
C08L 9/10 ,  C08F236/04 ,  D21H 19/20 Z ,  C08F 2/38
引用特許:
審査官引用 (9件)
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