特許
J-GLOBAL ID:200903094943620407

自動分注装置における漏れ検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-234603
公開番号(公開出願番号):特開平6-082463
出願日: 1992年09月02日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】 ノズルチップに接続されているポンプの内圧を測定し、客観的に漏れを判断する自動分注装置における漏れ検出方法を提供する。【構成】 ステップ202では、蒸留水90を吸引し、吸引終了後のポンプの内圧P1 が大気圧に近い場合には、漏れが生じていると判断する。また、ステップ203では、ステップ202における吸引終了後のポンプの内圧P1 を測定後、例えば30秒間チップ36を上昇させることなく停止させておき、圧力センサにて再度ポンプの内圧P2 を測定する。この内圧P2 と先に測定した内圧P1 とが異なれば、漏れが生じたと判断する。さらに、ステップ204では、吸引した蒸留水90を同一の試験管62に吐出し、圧力センサにてポンプの内圧を監視しながら、内圧の急激な変動があれば、漏れが生じたと判断する。これにより、漏れを検出した時点で、漏れ検出測定を終了させる。
請求項(抜粋):
液体試料の吸引及び吐出を行うノズルチップと、前記ノズルチップに接続されたシリンダとピストンとから成る吸引及び吐出用のポンプと、前記ポンプ内の圧力を検出する圧力センサと、を含む自動分注装置において、前記液体試料吸引後に、前記圧力センサにより検出された第1のポンプ内圧と、大気圧とを比較し、液体試料の漏れを検出する第1の漏れ検出工程と、前記第1のポンプ内圧と、吸引後一定時間経過の後に前記圧力センサにより検出された第2のポンプ内圧とを比較し、液体試料の漏れを検出する第2の漏れ検出工程と、前記ノズルチップにより吸引した液体試料を吐出させ、前記圧力センサにより時間の経過と共にポンプ内圧を監視し、漏れにより所定吸引量より液量が減少する場合の吐出時のポンプ内圧の急激な変動を検出し、液体試料の漏れを検出する第3の漏れ検出工程と、を有することを特徴とする自動分注装置における漏れ検出方法。

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