特許
J-GLOBAL ID:200903094944692304

磁気記録再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-103683
公開番号(公開出願番号):特開2000-298814
出願日: 1999年04月12日
公開日(公表日): 2000年10月24日
要約:
【要約】【課題】 磁気テープへの往復記録再生時に、記録済みのトラックの縁部の重ね書きを防止する。【解決手段】 磁気テープTを第1,第2の回転磁気ヘッド対(15A,15B),(15C,15D)により往復記録するにあたって、とくに、第1,第2の回転磁気ヘッド対のヘッドトラック幅をHとし、且つ、第1,第2の回転磁気ヘッド対の上ドラム14への取り付け高さを設計値に対して許容最大取り付け誤差値dまでの変位を許容した時に、第1,第2の回転磁気ヘッド対による磁気テープT上のトラックのトラックピッチTPをTP=2H+dの関係式を満たすように磁気テープを往復方向に走行させているので、記録済みのトラックの縁部を重ね書きすることがないので、良好な再生画質を得ることが可能である。
請求項(抜粋):
磁気テープを複数の回転磁気ヘッド対を取り付けた回転ドラムに所定の角度に亘って螺旋状に巻き付けた状態で前記磁気テープを往復方向に所定の速度で移送しながら、前記複数の回転磁気ヘッド対により情報信号を前記磁気テープ上に往復記録して再生する磁気記録再生装置において、前記回転ドラムの外周面に沿って180 ゚離れて取り付けた第1の回転磁気ヘッド対と、前記第1の回転磁気ヘッド対とは異なる位置で前記回転ドラムの外周面に沿って180 ゚離れて取り付けた第2の回転磁気ヘッド対とを、ドラム軸を中心に交差させて取り付けた前記回転ドラムを回転自在に支持する回転ドラム組体と、前記第1,第2の回転磁気ヘッド対のヘッドトラック幅をHとし、且つ、該第1,第2の回転磁気ヘッド対の前記回転ドラムへの取り付け高さを設計値に対して許容最大取り付け誤差値dまでの変位を許容した時に、前記第1,第2の回転磁気ヘッド対による磁気テープ上のトラックのトラックピッチTPをTP=2H+dの関係式を満たすように前記磁気テープを往復方向に走行させる磁気テープ走行手段と、前記第1,第2の回転磁気ヘッド対のうちいずれか一方の回転磁気ヘッド対により情報信号を往路方向に移送中の前記磁気テープ上に1トラックおきに記録させ、往路記録後に前記磁気テープを復路方向に反転させて、前記一方の回転磁気ヘッド対による記録済みのトラック間に形成されたトラック領域に他方の回転磁気ヘッド対により情報信号を1トラックおきに記録させる手段と、前記一方の回転磁気ヘッド対による往路方向の記録軌跡と、前記他方の回転磁気ヘッド対による復路方向の記録軌跡とを一致させる手段とを具備したことを特徴とする磁気記録再生装置。
Fターム (9件):
5D042FA05 ,  5D042GA01 ,  5D042GA04 ,  5D042HA16 ,  5D042HB03 ,  5D042HC03 ,  5D042JA08 ,  5D042KA15 ,  5D042KA18

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