特許
J-GLOBAL ID:200903094949209644

音声信号時間軸変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-264555
公開番号(公開出願番号):特開平8-106299
出願日: 1994年10月03日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】 高速再生された音声信号の話速を任意に変化させることができる低価格の音声信号時間軸変換装置を実現すること。【構成】 高速再生された音声信号をメモリ22に入力する。第1のクロック信号に対してN倍の周波数を有する第2のクロック信号を、読出しアドレスカウンタ24,25に与える。これらのアドレスカウンタのアドレス信号により、隣接する2区間の音声データを読み出し、夫々ラッチ27,28に保持する。これらの信号をクロスフェード回路29に与え、フェードアウトとフェードインを同時に行い2信号を加算する。この加算信号とラッチ27に保持された信号を再生速度設定信号に基づいて切り換える。こうすると記録時の音程が保持され、話速が任意に変換された音声信号が得られる。
請求項(抜粋):
入力されたアナログ音声信号を第1のクロック信号でデジタル信号に変換するA/D変換手段と、前記A/D変換手段の出力するデジタル音声信号を入力し、時系列のデジタル音声信号における先行データを保持する第1のメモリ領域、及び後続データを保持する第2のメモリ領域を有するメモリ手段と、前記第1のクロック信号を入力し、前記A/D変換手段の出力信号を前記メモリの前記第1及び第2のメモリ領域に書込むためのアドレス信号を生成する書込みアドレス発生手段と、第2のクロック信号を入力し、前記メモリ手段の第1のメモリ領域に格納された音声データを読み出すためのアドレス信号を発生する第1の読出しアドレス発生手段と、前記第2のクロック信号を入力し、前記メモリ手段の第2のメモリ領域に格納された音声データを読み出すためのアドレス信号を発生する第2の読出しアドレス発生手段と、前記第2のクロック信号を入力し、前記第1の読出しアドレス発生手段により読み出された第1の音声データを保持する第1のデータ保持手段と、前記第2のクロック信号を入力し、前記第2の読出しアドレス発生手段により読み出された第2の音声データを保持する第2のデータ保持手段と、前記第1及び第2のデータ保持手段に対して、データ保持信号とデータ出力信号とを与える保持信号発生手段と、前記第1のデータ保持手段の出力信号及び前記第2のデータ保持手段の出力信号を入力し、互いの振幅値を制御して加算するクロスフェード手段と、前記第1のデータ保持手段の出力信号及び前記クロスフェード手段の出力信号を入力し、再生速度設定信号に基づいて切り換えるセレクタ手段と、前記セレクタ手段の出力信号を前記第2のクロック信号によりアナログ信号に変換して音声信号を出力するD/A変換手段と、を具備し、通常再生速度のN倍で再生されたアナログ音声信号を入力したとき、前記第1のクロック信号の周波数を、前記第2のクロック信号の周波数のN倍にすることにより、通常再生速度のM倍の話速で音声信号を再生することを特徴とする音声信号時間軸変換装置。
IPC (3件):
G10L 3/02 ,  G11B 20/02 ,  G11B 20/04 101

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