特許
J-GLOBAL ID:200903094953078597

ボールロック式コネクタ及びこのボールロック式コネクタを用いた配管接続方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野本 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-026347
公開番号(公開出願番号):特開平11-210969
出願日: 1998年01月26日
公開日(公表日): 1999年08月06日
要約:
【要約】【課題】 ソケット10とプラグ20の相対回転による配管2の振れ回り及びパッキン70,170の摩耗を防止し、また配管2の捻れを防止する。【解決手段】 配管2の一端2aを接続するボールロック式コネクタ1は、ソケット10のプラグ受入部11に開設された各硬球収容孔14内の硬球50が、プラグ20の挿入筒部21の外周面に硬球収容孔14と同一の位相差をもって形成された複数の嵌合凹部24の各々に嵌合され、ソケット10とプラグ20は相対回転が防止された状態で結合されるため、配管2の配管2の振れ回り及びパッキン70,170の摩耗が防止される。配管2の他端2bを接続するボールロック式コネクタ100は、ソケット110のプラグ受入部111に開設された各硬球収容孔14内の硬球150が、プラグ120の挿入筒部121の外周面に円周方向に連続した嵌合溝122に嵌合され、ソケット110とプラグ120は相対回転可能な状態で結合されるため、配管2の捻れが防止される。
請求項(抜粋):
径方向に貫通した複数の硬球収容孔(14)が円周方向等配状に開設された筒状のソケット(10)と、前記硬球収容孔(14)内に前記ソケット(10)の径方向に対して移動自在に収容された硬球(50)と、前記ソケット(10)の内周にその軸方向一端から挿入可能であって外周面に前記ソケット(10)への所定の挿入深さの時に前記硬球(50)の球面の一部と嵌合可能な複数の嵌合凹部(24)を有する筒状のプラグ(20)と、前記ソケット(10)の外周に軸方向移動自在に配置され前記硬球(50)を嵌合凹部(24)との嵌合状態に拘束又はこの拘束を解除する筒状のスライダ(30)とを備え、前記各嵌合凹部(24)が、前記各硬球収容孔(14)の位相差と同一の位相差をもって円周方向等配状に形成されたことを特徴とするボールロック式コネクタ。

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