特許
J-GLOBAL ID:200903094955498917

ドアトリムにおけるプルハンドルの取付構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 成則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-230912
公開番号(公開出願番号):特開2000-052770
出願日: 1998年08月17日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】【課題】 ドアトリムのアームレスト上面開口に取り付けられるプルハンドルの取付構造において、プルハンドルの周縁フランジとアームレスト上面との間にスキが発生することを防止して、プルハンドルの周縁見栄えを高めるとともに、ガタツキ音の発生をなくす。【解決手段】 プルハンドル40を取り付けるために、アームレスト31の内面に一体形成される取付座50の水平部51に上下方向に撓む撓み性を付与するとともに、プルハンドル40の底部壁42の下面と取付座50における水平部51の上面との間に間隙dを設定して、プルハンドル40を固着した際、取付座50の水平部51が弓状に撓み変形し、その際の復元力をプルハンドル40の下向きの引寄せ力として作用させ、プルハンドル40の周縁フランジ41がアームレスト31の上面と密着する方向に付勢させることによりスキ発生をなくす。
請求項(抜粋):
ドアトリム(10)の表面に室内側に膨出するアームレスト(31)が形成され、このアームレスト(31)の上面に開設される開口(32)内に合成樹脂をケース状に成形してなるプルハンドル(40)を嵌め込み、このプルハンドル(40)の周縁フランジ(41)により開口(32)縁部を押圧し、アームレスト(31)の内面に形成された水平部(51)とサイド部(52)とからなる断面L字状の取付座(50)にプルハンドル(40)を固着してなるドアトリムにおけるプルハンドルの取付構造において、前記取付座(50)における水平部(51)は、上下方向の撓み性を備えるとともに、プルハンドル(40)底部壁(42)外面と取付座(50)における水平部(51)の座面との間に間隙(d)が設定され、取付座(50)の水平部(51)を上方に撓ませてプルハンドル(40)の底部壁(42)を固着することにより、取付座(50)の復元力をプルハンドル(40)に下方向への引込み力として作用させたことを特徴とするドアトリムにおけるプルハンドルの取付構造。
IPC (2件):
B60J 5/04 ,  E05B 1/00 301
FI (2件):
B60J 5/04 H ,  E05B 1/00 301 J
引用特許:
審査官引用 (1件)

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