特許
J-GLOBAL ID:200903094955806662

コークス炉炉室内張り用成形煉瓦

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小野 慶之輔 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-515579
公開番号(公開出願番号):特表平9-506909
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】2枚の垂直な仕切り壁を有し、該仕切り壁は、2枚の仕切り壁相互間の空間が煙道を形成するように横連結部材によって引張り力に対して強く相互に連結し、相互間の空間が仕切り壁全長にわたって一定の値、V、だけ変化するように相互に鋭角的に配置されたコークス炉用耐火成形煉瓦が開示される。該成形煉瓦は底表面(22)とそれに平行な上表面(24)との間で形成される。両表面(22、24)は形状的に連結を固定する溝および突起以外は平らである。上記成形煉瓦の厚さは1枚の仕切り壁の厚さであり、コークス側平側面(18)および煙道側平側面(20)の両面を有する。連結部材部分(14、16)は、煙道側平側面(20)から突出する。連結部材部分(16)は、その上面(24)および底面(22)のそれぞれに、少なくとも1個の突起(26)、あるいは少なくとも1本の溝(32)を有する。上記突起(26)および溝(32)は、連結部材部分(16)の長さ方向を横切って設けてあり、それぞれ、上面に積み重ねられた成形煉瓦間の連結を形状的に固定し、連結部材部分(16)の自由末端からは、明らかにVの値よりも大きい距離にある。上記溝(32)あるいは突起(26)は、連結方向にVよりも広い幅にわたって設けてある。
請求項(抜粋):
コークス炉用耐火成形煉瓦であって、 横連結部材によって引張り力に対して強く相互に連結し、相互間の空間が全長にわたって一定の値、V、だけ変化するように相互に鋭角的に配置された2枚の垂直な仕切り壁を有し、 底表面(22)とそれに平行な上表面(24)とで連結し、その表面(22、24)は形状的に連結を固定する溝および突起を有し、溝および突起を除いては平らである成形煉瓦において、 上記成形煉瓦の厚さは1枚の仕切り壁の厚さであり、 コークス側平側面(18)および煙道側平側面(20)の両面を有し、 連結部材部分(14、16)は、煙道側平側面(20)から突出し、 連結部材部分(16)は、その上面(24)および底面(22)のそれぞれに、少なくとも1個の突起(26)、あるいは少なくとも1本の溝(32)を有し、 上記突起および溝は、連結部材部分(16)の長さ方向を横切って設けてあり、それぞれ、上面に積み重ねられた成形煉瓦間の連結を形状的に固定し、連結部材部分(16)の自由末端からは、明らかにVの値よりも大きい距離にあり、 上記溝(32)あるいは突起(26)は、連結方向にVよりも広い幅にわたって設けてあることを特徴とする成形煉瓦。

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