特許
J-GLOBAL ID:200903094956306183

固体電解コンデンサおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-160333
公開番号(公開出願番号):特開2008-311582
出願日: 2007年06月18日
公開日(公表日): 2008年12月25日
要約:
【課題】 高温試験によってもESRの値が既定値より増大せず、十分な信頼性を持つ、有機導電性高分子層を有する固体電解コンデンサおよびその製造方法を提供する。【解決手段】 まず表面に陽極酸化皮膜2が形成されて、さらにその表面にプリコート層4および内部導電性高分子層5が順に形成された、弁作用金属からなる多孔質の陽極体1を用意する。次いでPEDOTおよびPSSAを含む水分散体に対して、1-NSA、2-NSA、1,3,6-NTSAから選択される1種以上のナフタレンスルホン酸類、高分子量PSSA、ホウ酸、マンニトール、グリコール類、および水を含む溶液を混合し、それにより高分子重合溶液を作製する。この高分子重合溶液を内部導電性高分子層5の表面に塗布もしくは含浸して導電性高分子層6を設け、加熱して乾燥固化することにより固体電解コンデンサを作製する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
表面に陽極酸化皮膜を形成した多孔質の弁作用金属の表面に、導電性高分子からなる内部導電性高分子層を形成し、 導電性高分子としてポリエチレンジオキシチオフェンと、ポリスチレンスルホン酸とを含んでなる水分散体と、 1-ナフタレンスルホン酸、2-ナフタレンスルホン酸、1,3,6-ナフタレントリスルホン酸の中から選択される1種以上のナフタレンスルホン酸類と、 高分子量ポリスチレンスルホン酸と、ホウ酸と、マンニトールと、グリコール類とを、 混合してなる高分子重合溶液による液相部を、前記内部導電性高分子層の表面に設け、 前記高分子重合溶液による液相部を乾燥固化して固体電解質層を形成してなることを特徴とする固体電解コンデンサ。
IPC (3件):
H01G 9/028 ,  H01G 9/04 ,  H01G 9/00
FI (6件):
H01G9/02 331G ,  H01G9/05 H ,  H01G9/24 C ,  H01G9/24 A ,  H01G9/02 331F ,  H01G9/02 331H
引用特許:
出願人引用 (7件)
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