特許
J-GLOBAL ID:200903094962024548

異方性の小さい高炭素冷延鋼板の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-060757
公開番号(公開出願番号):特開平6-271935
出願日: 1993年03月19日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】【目的】 焼入れ・焼戻し等の熱処理時の寸法変化の小さい高炭素冷延鋼板の製造方法。【構成】 C:0.35〜1.40%、Si:0.10〜0.70%、Mn:0.20〜1.5%、必要に応じ、Mo,Cr,Ni,Bの1種以上を含有する組成鋼を熱間圧延するに際し、Ar3 点温度以上で熱延を終了し、この温度から巻取温度まで30°C/秒以上で冷却し、550〜700°Cの温度域で巻き取る。脱スケール後に600〜680°C間の温度で焼鈍し、40%以上の圧下率で冷間圧延、焼鈍、調圧することを特徴とする異方性の小さい高炭素冷延鋼板の製造法。【効果】 焼入れ・焼戻しによる寸法変化の面内異方性が小さく、焼入れ後の寸法修正を必要としなく、生産性を高められる。
請求項(抜粋):
重量%でC:0.35〜1.4%、Si:0.10〜0.80%、Mn:0.20〜1.5%、必要に応じてCr:1.5%以下、Mo:0.50%以下、Ni:1.20%、B:0.0030%以下、Al:0.080%以下の1種または2種以上を含有する鋼を熱間圧延、脱スケール、焼鈍、冷間圧延、及び調質圧延を行う高炭素冷延鋼板の製造方法において、熱間圧延仕上げ温度をAr3 点温度以上とし、熱間圧延終了から巻き取りまでを30°C/秒以上で冷却し、550〜700°Cの温度域で巻き取るとともに、冷間圧延前の焼鈍温度を600〜680°Cとし、更に冷間圧延の圧下率を40%以上とすることを特徴とする異方性の小さい高炭素冷延鋼板の製造法。
IPC (4件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/04 ,  C22C 38/54
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 特公昭57-053418
  • 特公平2-019173
  • 特開昭55-050427
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