特許

J-GLOBAL ID：200903094967934909

パンタグラフの集電舟の製造方法

発明者： 東海林 茂廣 ,  尾形 孝志 ,  宮内 広二 ,  辻本 勝司
出願人/特許権者： 富士電機株式会社
代理人 (1件)： 山口 巖
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-047371
公開番号（公開出願番号）：特開平5-252605
出願日： 1992年03月05日
公開日（公表日）： 1993年09月28日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】カーボンすり板を用いたパンタグラフの集電舟において、カーボンすり板のろう付け面がろうに濡れる処理をしてカーボンすり板とアルミニウム製の舟体とを堅固にろう付けができるパンタグラフの集電舟の製造方法を得る。【構成】カーボンすり板2とアルミニウム製の舟体1とのろう付け接合面1A,2Aに、金属溶射またはめっきによるメタライジング処理を施してろう付け接合面がろうで濡れるようにし、かつろう付けの際にアルミニウム製の舟体1の内部に金属球あるいは金属粒を充填してアルミニウム製の舟体1の熱容量を増加させ、さらにろう材の溶融状態のときに平面定盤の平面上にアルミニウム製の舟体1とすり板2とを載せて沿わせ室温になるまで強固に固定する。

請求項（抜粋）：

アルミニウム製の舟体に、架線と接触摺動するためのカーボンまたはカーボン複合材製のすり板をろう付けにて接合してなるパンタグラフの集電舟において、前記ろう付けに際し、予め前記すり板の舟体との接合面に、ろう材の溶融点よりも高い溶融温度を有するとともにろう材に対して濡れ性が良くかつ良導電性の金属を溶射またはめっきによりメタライジング処理しておくことを特徴とするパンタグラフの集電舟の製造方法。

IPC (2件)：

B60L 5/20 ,  B60L 5/08

引用特許：

審査官引用 (5件)

• 特開平4-026567
  
• 特開昭63-310778
  
• 特開平2-026880
  
• 特開平3-226202
  
• 特開昭52-108335